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通勤定期無い民がお上りさん化する新時代

My life
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新しい行動様式に基づいて私の勤める会社ではリモートワークが一部導入されています。在宅勤務の頻度は週に2-3回といったところでリモートワークの導入に伴い、交通費の支給も従来の通勤定期代の支給から出社日の実費交通費の支給へその方式を変更することとなりました。

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定期が無い。

毎月のお給金についても右から左へ出ていくお金とは言え交通費の差額分は減給となり、たまの土日にTX乗ってでも出かけていた都心行きのパスポートたる定期を失うこととなったのは、アップトゥデイトな出来事でした。

COVID-19の感染者数の増加傾向を見ると積極的に都心へ出かける理由も薄い中、そもそも定期がないおかげで週末に江戸川を渡ることもめっきり少なくなりました。便利になったとはいえ都心に行くのに往復1000円超えるくらいには距離の離れた郊外に住んでいたことに改めて気付くところです。映画「翔んで埼玉」に出てくる東京への通行手形は、通勤通学定期として存在していたということになるのでしょうね。

時代の変化あるある。

会社のある東京都心への出社も日々繰り返す日常ではなくなる日がやってくると1回1回の出社がサバイバルでありイベント化してきます。在宅の日は2日目のマスクを使うこともあったりするのに対して出社日は必ず新品のマスクを使う、コンビニで不要の買い物をしない、昼食はお弁当持参など自分なりの新しい行動様式への生活の落とし込みが進んでいます。

通勤電車も緊急事態宣言の頃程ではないにせよ、私の通勤時間帯ではつり革すら掴めないような混雑ぶりは無くなりました。かつて常磐線を賑わせた行商のおばあちゃん達が居なくなったように労働力を都心に売りに行くオフィスワーカーが減ってくる時代の現実を突きつけられるわけで、TXの8両化の話などもゼロベースとは言わないまでも見直しが必要となるでしょう。

私は、頭脳労働と言うよりは「会ってナンボ、体張ってナンボ」の職種の為、本来はリモートは不向きなのですけれども、そうは言ってもお客さんがそもそも対面で会ってくれない時代の変化もあり、荒波に揉まれながらwebミーティングや横文字のアジェンダやらAIやらにしがみつきながら、折をみて訪問もといった感じでひいこらやってます。これが後10歳くらいおっさんだったら、色々適応を諦めそうになるところでしたから、気力体力の充実している今のタイミングでまだ良かったのかもしれません。

お上りさん化するリモートワーカー

まあそんなとある出勤日のオフィスでの仕事を終えて業務終了し「さて帰りまっか」となったとき、今の東京を少し見て帰ろうという気持ちとせっかく東京に来たからお土産にキルフェボンでも買って帰ろうかというお上りさんマインドからスカイツリーへ寄って帰ることとしました。

当地は想像の通り、行き交う人はまばらで密は無く、お目当てのタルトと仕込んだカメラでパチパチとお上りさん的な東京を写真に収めることができました。
以下パチパチと何枚かご紹介を。

 

Solamachi

エレベーターの先を目指す

 

根っこ

 

てっぺん

ムーミンカフェ

東京は遠くになりにけり。

定期のルートで帰る他無かった時代かが変わって迎えた新時代、お上りさんの気持ちで見上げるスカイツリーは職場近くのいつでも行ける場所とは異なって見えました。郊外暮らしの私にとっては東京の職場も職場以外の東京も随分と遠くなった感覚を覚えます。

今は週の半分以上は流山にいるわけですからそれもそのはずで東京偏重だった生活が少しずつ変わってきている兆しも感じるところです。
まあ定期が無いだけの話ではあるのですけれども移動の制限要素が増えていくと東京に近いを売りにする郊外のマーケティング手法も変わるかもしれません。
できるだけ地元で完結していこう(いかざるをえない)となれば、色々求められるものも変わりそうではありますね。何が求められそうかあたりのことはあれこれ浮かぶところでもあるのでまた今度の放言のお楽しみにでもしておくこととしましょう。

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