生き字引に片足を突っ込み始め、不惑の尻尾が見えてきた頃、古くからの友人との昔話にも遂に花が咲くようになってきました。おおたかの森SCにかつてはコールドストーンがあってカドルサムがあってコムサもあったけどユニクロはなかったなんて言っても今を暮らす人にとっては何じゃそらですよね。
今も良いけど昔もいい。それでいいと思います。変わりゆくものは変わるだけの理由があったのですから。
そして変わらないものにも変わらないだけの理由があるということで、今日は、この町にどっこい生きてる「ファンシー文具」なんてものを取り上げてみましょう。
今でこそ、大型のショッピングセンターにはLOFTや東急ハンズなどステーショナリーを扱う洒落た文具店を見つけることはできても、街中に昔ながらの文具店を見つけることは中々に難しくなりました。
私が生まれ育った柏市には、昔は結構文具店がありました。豊四季団地のつくし堂やニ番街のいしど画材が全盛を誇った頃なんか思い出すだけでもノスタルジックな気分になります。
駄菓子屋が男の子の社交場なら、ファンシー文具店は女の子の社交場だったようなそんな時代があった事もきっと教科書の1ページを飾る日が来るのでしょう。
歴史の教科書の1ページになる前に、今もなお、彩りのあるファンシー文具店の佇まいに触れたくなったらとてもいい店がお隣柏市にあります。
そのお店の名前は「ケイホクロイヤル」
小中学生向けと各種帳簿の取り扱いのある昔ながらの文具店です。昔は学区に1個あった子供たちのたまる文具店のにおいがわずかに残っています。ただ懐かしいだけなら、別に柏までわざわざ訪れる理由もないのでしょうけれど、このケイホクロイヤル流山在住の方が訪れる十分すぎる理由があります。
それが町中の文具店が生き残る文法に則った「近隣学校の体操着取り扱い。」
例えば「おおたかの森中学校」
他にもお店からほど近い各種学校の体操着の取り扱いが充実しています。
ちなみにおおたかの森中の体操着は税込2,160円で常盤松中のTシャツは税込2,030円で値段差があるという細やかな発見がありました。
この金額差に「僕は何を思えばいいんだろう」と自問自答してみましたけれど導き出せた答えは、駅前に住むと缶ジュース1本分損するです。「100円玉で買えるぬくもり」こと熱い缶コーヒーが買えないのは、きっと「時代が廻った」せいです。
第2次成長期の育ち盛りのお子さんをお持ちの方は、ツンツルテンの体操着や穴の開いたジャージに気づいたら出来るだけ新しくしてあげてもらえたらと思います。あれ、結構恥ずかしいものですけど、親にはなかなか言い出せないものですし、アップリケなんて付けられたらグレるのに十分な理由になりますから、どこで買えるかを知って、少し安心してもらえたらと思います。
他にも交換ノートや、書道具一式やら子供たちの学校での休み時間や授業に思いが巡る私たちにとっては懐かしいものが一杯あります。子供たちって結構、自分の親がどんな児童や学生だったかを知りたがったりしますから、お子さん連れて訪れて昔話に花を咲かせてみるきっかけにしてみるのもいいでしょう。
京北ロイヤル
http://www.keihoku.info/index.html
千葉県柏市西原6丁目2−43
04-7154-7238
《学生衣料》 柏,流山の各小中学校の衣料
西原中学校 常盤松中学校
田中中学校 西初石中学校
西原小学校 八木北小学校
小山小学校 西初石小学校 他
「いっつもにこにこ笑ってたよ。」
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com