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お雛様の飾りつけ

My life
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2024.02.17

妻の実家へ出かけ、義父の雛人形の飾りつけを目に焼き付ける。雛人形は妻が生まれたときの御祝いのもので、その飾りつけは、歳の数だけ今なお続いているとのことだった。

親王や三人官女、五人囃子は童謡で聴いたことがあったけれども四段目の随臣(ずいじん)や五段目の仕丁(しちょう)は中々お目にかかれない。さらには御所車までが飾られる雛人形オールスターズの姿は、ご利益やありがたみすら感じさせる圧巻のものだった。

雛壇をおじいちゃんが一つずつ飾り付けていく様子を、三世代の女性陣があれこれと口を出しては、操縦桿を握られてもなお笑っている義父の姿と、最終的には女性陣が手を出しては「まあ、大体そんな感じで。」と朗らかなままにまるっと収まる様子を見ると、細かいことは気にしない夫婦生活の神髄を見た気分になる。

七段飾りの手前に添えられた紙づくりのおひなさまは、子どもたちが作ったものではなく、妻が幼稚園に通っていた時につくったものでもの持ちの良さは、世代を跨ぐ話の花を咲かせていた。

さあ次は私の番。
まずはうちの雛人形を押し入れから出すところから始めますかね。

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