[PR]流山ロードレース大会事務局×流山すみずみコラボ企画「詳し過ぎる流山ロードレース2023 実走コースレビュー」

Nagareyama Run Tourism
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~4km Kushino no Panya~おおたかの森北交差点~アンダーパス

ここからレースは中盤戦。4kmまで道幅の広い都市軸道路を各々のペースで快適に走れる区間です。大型の道路沿いにはロードサイドを彩る洒落たお店と再びのアンダーパスとの出会いが待ち受けていますよ。

Kushino no panya

にんたまラーメンを過ぎて数十メートル進み左手に見えてくるのは、ペンギンが帽子を被った看板が目印のパン屋さんがKushino no Panyaさん。

名物はアルヴェアーレというパンで、ハチミツのほのかな甘さがひきたつもっちりした生地に松の実のプチプチとした食感がバリエーションを加えます。噛めば噛むほどに、噛むのが美味しくそして楽しくなる1番人気のパンです。

こじんまりとした個人店ですけれどもお店の凝ったインテリアや植栽は雑誌やムックに特集されるお洒落さがあります。近隣住民のファンも多く、試走やレース後に是非お試し頂きたいおすすめのお店の一つです。

おおたかの森北交差点とBARN&FOREST148

Kushino no Panyaを過ぎて300m程直進するとおおたかの森北交差点に入ります。コース中、おおたかの森南、東、北の「南東北」の3方角を抑えてリーチ。残りの西が来ればおおたかの森東西南北をツモとなります。「早くても遅くても一歩一歩自分の手足を動かすことです。そうすれば、道は後にできるし役も気付けば付いてくる。」なんてハイクラス転職成功談風には振り返ってばかりはいられない人生ですが、振り返りから展望が生まれることもある。そんな思いに至る西の単騎待ちです。

おおたかの森北交差点とBARN&FOREST148

おおたかの森北交差点のすぐ脇にあるBARN&FOREST148は、木々に囲まれた森の中でウェディングを挙げることのできる結婚式場とレストラン&カフェを併設した複合施設です。木のぬくもりや洗いざらしのコットンなど手触りの気持ちよさを感じさせてくれます。カフェの利用やパンやデリカテッセンのテイクアウトも可能ですのでレース後に一息つくこともできますよ。

流山で一番長いホットドックなんてメニューもあったりします。

また時折ビュッフェ企画なども催されていますから、木々のぬくもりのあるカフェに行きたくなったらBARN&FOREST148へGOです。

エニタイムフィットネス+エニタイムフィットネス

BARN&FOREST148を過ぎると、世にも珍しいエニタイムフィットネスの向かいにエニタイムフィットネスがある光景を目にすることができます。

写真左手はエニタイムフィットネスおおたかの森アネックス店で右手はエニタイムフィットネスおおたかの森店となります。時代の徒花感も感じられる光景で、旺盛な健康需要故の2店舗近接なのでしょう。利用者はお気に召すまま右半身は森店、左半身は森アネックス店で鍛えるなんて自由もありますから健康需要様々です。左右のボディが仕上がってるか仕上がってないかは、きんにくんよろしく筋肉ルーレットでも回して確かめましょうかね。

アーバンでパークなアンダーパス その2

超大型マンション、ソライエグラン流山おおたかの森の全景が見えてくるともれなく、流山おおたかの森駅前近くに戻ってきたことがわかります。

ソライエグラン流山おおたかの森

そして「やあ、やあ。」と声を挙げるのは約2kmぶりのアンダーパス。久しぶりのアップダウンに「しばらく合わないうちに立派になって〜」と親戚のおじさんムーブをかますくらいの体力の余裕を残しておきたいものです。

2度目のアンダーパスとアーバンパークラインに問う「アーバンなのかパークなのか?」については、パン屋あり!カフェあり!ジムあり!のお店ヨシッ!!でひいき目なくアーバン優勢となることでしょうか。

アンダーパスをくぐって抜ければ2022サウナシュラン全国1位を受賞したスパメッツァおおたか竜泉寺の湯が見えてきます。流山ロードレースを軸にラン後にメッツァでのひとっ風呂を組み込めば、ランツーリズムの一丁出来上がりです。通り過ぎた流山の名店も徒歩圏内ですから、朝から汗かき、お風呂で汗かき、グルメを味わう。そんな流山での休日を過ごすのも楽しげですね。

進行方向左手の大型商業施設COTOE脇、アンダーパスのアップが始まるところでレースはまだ4kmと現実が戻ってきます。さあ展望を持ちながら歩みを進めしょう。セカンドウインドを掴んでランナーズハイに入るころ、レースも楽しくなってくる頃合です。

〜5km 街を離れて森へ向かう

待望のおおたかの森西交差点

アンダーパスを登り切ると、極一部のランナーが待ち望んでいたおおたかの森西交差点が現れます。これでおおたかの森東西南北の踏破の実績解除ですね。おめでとうございます!!

おおたかの森西交差点

南→東→北→西とおおたかの森をぐるっと周回したランナーたちは、人を引き付けるおおたかの森の引力をスイングバイさせるがごとく推進力へとその力を変え、おおたかの森経済圏から流山の原風景の森へと放たれます。

第1関門 9:09

そしてここが最初の関門ともなります。当日の9:09(スタートから39分後)がドナドナラインです。約9分半/kmペース(早歩きくらい)で何とか通過できる緩めの制限となっていますから、皆さまなんとかクリアできますように。

さあ手前のおおたかの森経済圏をついに離れ、森へ向けて走り出す5km区間の始まりです。

おおたかの森西区間のふくろうやとセキチューを抜けると住所はおおたかの森から西初石へとその名を変えます。

西初石の住宅街

この西初石に入ると街並に変化が訪れます。街路樹脇に緑が増え、所々には森の緑が溢れだします。住宅の一軒一軒にはそれぞれの時を経てきただろう熟成の薫りが漂い、総じて街並みは、閑静な住宅街という言葉がぴったりな落ち着きと収まりを見せ始めるのです。煌びやかなおおたかの森の引力から離れれば、新しい街だけが街ではないという当たり前の気づきを得るきっかけがそこかしこにあります。例えばそれは路傍の花の一つにさえも。

流山郵便局

流山郵便局

通り沿いの西初石四丁目には流山郵便局があり、不在票や年賀状を買いに来たりと何かとお世話になります。開業は1997年9月22日。流山市平和台一丁目から移転してきました。

郵便局を過ぎて200m程でレースの中間点5㎞を迎えることとなります。

~6km 西初石~おおたかの森スポーツフィールド

5kmポストから見える信号左折すると市内の住宅街へと入ります。曲がる信号は、青いおうちのAOYAMAヘアーハウスさんが目印になります。AOYAMAさんの交差点を左折すると住宅街となります。

ここからしばらく道幅が狭くなりますので走行にはご注意くださいね。

西初石小学校 西初石中学校~下り坂

住宅街に入ると間もなくして右手を西初石中、突き当りに西初石小学校が見えてきます。柏レイソル一筋で現役時代を駆け抜けたバンディエラ、大谷秀和の母校としても有名ですね。道中は畑が点在するほか、学校の植栽が森の様相を呈し始めてきて自然の豊かさを感じ始めるエリアとなってきます。

西初石小を右折すると傾斜強めの坂下りがあります。道幅の狭さと相まってくれぐれも転倒にはご注意ください。

急な下り坂

坂を下ったのち坂上の西初石小を囲むようにコースはカーブを描きます。

カーブを回りきったら辿り着くのが流山市コミュニティプラザです。この辺りまで走ってくると空は広くと緑はより近くなります。心地の良いランナーズハイのせいか、近辺に掲示される看板関係の切れ味がキレッキレに感じられますのでせっかくですからそのうちいくつかを紹介しておきましょう。

あいさつかつわな

あいさつかつわな 西初石中学校脇

あいだのおこめの横読み米蔵トラップと双璧をなす縦読み構文の看板がこちら。あいさつまでの縦読みと思われることでしょうけれども2行目のかつわなに気付いているのは俺だけじゃないはずだぜ~。かといって3行目るでやけを深読みしても意味がないんだぜ~ワイルドだろ~。

世の中、挨拶できる人は仕事も大体できるは割とほんとうだぜ〜。

「挨拶、勝つわな。」小学生、中学生の通学路にこの標語を掲示してあいさつを心がけるようにするとは、流山の未来は明るいはずだぜ~。

スギちゃんなんだぜ~

口調が急に変わるのはスギちゃんだからなんだぜ~。杉にスギって掲示しちゃうのは野趣あふれるというかワイルドだろ~。最初スギちゃんのことスキって言われるてドキドキしたから、キの上のてんてんが小さかっただけなんだぜ~。©スギちゃん

このセンス見習いたい。下り坂脇右手にあります。

Fresh Vegetable 新鮮食味 流山市農産物直売所

THE初見殺しともいえるのが新鮮食味。千両札風のひらがな添えてあるのにもかかわらず、それでも読めないという異次元さを見せつけてきます。挙句、正解を知った時の当て字の為せる意外性の妙に「ほほう、なるほど。そう来ましたか。」の声が漏れ出しちゃうかもしれません。

THE初見殺し

ここ新鮮食味で手に入るお野菜はお店の名前の通り、流山市内の地元農家さんの新鮮な取れたて野菜が並びます。おいしい逸品に舌鼓を打ちながら、是非地産地消にご協力頂けたらと思います。

正解を確かめがてら是非お越しくださいませ。どうぞ夜露死苦です!!

第1給水所 流山おおたかの森高校過ぎ

看板にもツッコミを入れ出し始める頃、第一給水所がおおたかの森高校の校門先に用意されます。旅路はまだまだ続きますから、ここでしっかり水分補給をしておきましょう。例年だと給水所には水とスポーツドリンクの2種類が並びますよ。

ボランティアの中高生たちが道行くランナーに「給水どうぞーっ!!」と元気でひたむきに声を掛けてくれます。その気持ちよさに快く給水させてもらいながら、たくさんの人に支えられて作りあげられる流山ロードレースの素敵なホスピタリティを感じて頂けたらと思います。

「俺、あいつと一緒にスポドリ出したかったのに。」なんて目で女子を追う男子、今年はいるでしょうか。そんなアオハルもおまけに補給させてもらえたなら、ランナーの私たちも気持ちが少し若返るかもしれませんね。

そしてこの第一給水所のあたりでロードレースの歩みも6kmを迎えます。

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