流山市内、および松戸市内のセブンイレブンの各店で地域限定アイスが発売中です。
マーケティング的な観点から雑な発想をすると、30~40代の「ナウでヤングなニューファミリーが多い」流山及び松戸の人口動向は、市場性の高いF2(35-49歳の女性)の消費性向を探るにあたって好都合とも言えるでしょう。
地域限定発売のようなマーケティングを試すにあたって流山という街を考えたとき、ターゲットとする母数そのものが多いことに加え、「選択的支出」のための余資ある人の割合も多いように肌で感じます。
また流山の市域の狭さや都心との限定的な交通網といった地域性も程ほどにこっそり動向をうかがうにあたってはメリットとなりますから、展開コストの低廉さ(=市域の狭さ)とリターンを得やすい環境(=人口動向、ターゲットの明確さ)はメリットにもなります。
今回のアイスのようにいち早く各企業から「お試し」の機会が増えたら、びんびんのバリ3アンテナを持っている方にとっても楽しみの一つになりますね。
この手の話で思い出すのは、おおたかの森SCも10年前のオープン当時、グローバルワークにおいてF2,M2層以上のアダルト層をターゲットに少しハレの日にも応えられるよう日常+αを謳ったブランド「UNDER CURRENT」の展開があったことです。
ブランド初の店舗として鳴り物入りでおおたかの森店が旗艦店となり、数店舗ほど展開されたもののブランドごと収束したという過去がありました。
(時代の仇花「UNDER CURRENT」まだ履ける)
今振り返ってもそのターゲット及びブランドのコンセプトは「本当に惜しい」と感じますし、今また同様のブランドの話があれば、10年という月日によるこの国の人口動向、街の人口動向あいまっていい線行くような気がします。
けれどもその結果は、某ジブリ風に言えば「早すぎたんだ」となり、時代の仇花と散って終わりました。
このように立ち上げたばかりのブランドが時代の仇花となるか、大輪となるかを、一人ひとりの消費性向が左右するかもしれないと考えると、財布を開くだけだと思いががちの一消費者ライフも結構面白いもののように感じられます。
話戻って冒頭のアイス、口にしたならば、白目になること受け合いです。
それはなぜか?気になる方は写真をよく見てみてください。
ひと笑いがてら、または、自分のアンテナ感度の確認がてら試してみるのも一興となりそうです。
食べ時を逃して「遅すぎたんだ 溶けてやがる」となりませんように。
「味の名は 種」「何の?」(白目)
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com