つい先日、11月1日にオープンした「こかげテラス」は、おおたかの森駅前に新たな賑わいを見せています。
駅前に長い間オープンが期待されていたレンタル店のTSUTAYAをはじめ、おおたかの森にはお久しぶり出店となるケンタッキーフライドチキン、さらには、新星として行列のできる台湾スイーツ店ゴンチャ、地域のワークショップステーションmikke等、私たちの好奇心からお腹までを満たすラインナップは、生活の幅をそしてウエストの幅を広げるには十分と言えるでしょう。
東神開発のブランディング力
このこかげテラスを運営するのは、流山おおたかの森SCを運営するのと同じく高島屋系デベロッパーの東神開発となります。東神開発は、日本橋高島屋SCや玉川高島屋SCを手掛けてもいますのでその手腕は折り紙つきと言えるでしょうか。
そう言えば、誰が言ったかおおたかの森の別名「東の二子玉川」も案外、出どころはここなんじゃないかというのは、きっと運営するSCのせい。二子玉もおおたかも運営するのは同じ東神開発というところで、ニュータウンのニューファミリーを対象とした街のブランディング力には、一日の長があるように感じられますし、仕掛けたとしても不思議はありません。
東京の外れの多摩川沿いをオシャレタウンに変え、深い森をオシャレとは言えなくとも手に届くちょうどいいタウンにしたわけですから、そりゃあ人気も出るってもんです。そのまちづくりのプロデュースには秋元康感すらあると言っても、過言ではないでしょう。(ほめてない)
こかげテラス「高架下テラス」説
そんな東神開発の手がけた「こかげテラス」のネーミングについて、思いつきを一つ、書き留めておくのをすっかりと忘れていました。
このこかげテラスってなんでこんな名前にしたのだろうかなんてことを考えた時に一つ思いついた案がありました。
高架下る(こかげる)#こかげテラス pic.twitter.com/HMBgiO0XDl
— 流山すみずみ (@sumizumi_) 2018年11月1日
言葉遊びの一つに過ぎませんけれども高架下を(こかげ)と読ませることで、名は体を表している説が可能性として結構あるんじゃないかと思っています。
先日、下記の流山の由来にも関係する記事を書いたばかりで、ネーミングなんて結構安直に決まったのかもしれないなんてことに言及もしたのですけれども、こかげテラスが高架下テラスであることを理解してまでネーミングされていたとすれば、その仕掛けはハンパなく、さすが街づくりの秋元康と言わざるを得ないでしょう。(2度目)
高架下にできる陰を木陰になぞらえたともいえますし、真偽の程はともかくとしても、実は当て字になっていると言われても、妙に納得がいってしまいます。
是非、命名を考えた方の真意を聞くことができたら面白いのですけどね。
後日談あります。
市の偉い人とお話する機会があって高架下(こかげ)は当たりという話をお聞きすることができましたのでどうやらこの説、正解の模様。やったね。