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昭和レトロmachimin写真館 byすみずみ 開催レポート

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「machimin」を一日限定の昭和レトロ写真館へ

流鉄流山駅のすぐそばに「machimin」というコミュニティスペース兼観光案内所があります。
まちをみんなでつくるというコンセプトで自分の「好き・得意・やりたい」とまちの課題を組み合わせ、だれでも参加できるように少し工夫して、多世代交流を促進していくというただそれだけをずっと楽しんで継続されている場所(公式WEBより引用)です。

流山名物の流鉄やみりんにちなんだお土産店でもあれば、流山本町の町歩きの拠点となる観光案内所でもあり、使わなくなった古き良きものをアップサイクル(クリエイティブ・リユース)して生まれ変わらせる温故知新の場でもあります。この場を訪れて、まちみんののれんをくぐる人は暇つぶしをしたり、半月状の窓から流鉄を愛でたり、井戸端会議を楽しんだりと、出入り自由で思い思いに過ごすオープンな場所になっています。

そんなオープンなmachiminを1日フリーに使える企画があって、昭和レトロ溢れる写真館として使わせてもらえないだろうかと企画提案し、GW真っ只中の5月3日に昭和レトロmachimin写真館byすみずみとして遂に開催へとこぎつけました。

(参考記事)開催決定のお知らせ

事前の予約と当日お越し頂いた方を合わせ想定を上回るたくさんの方にお越し頂くことができたことについて御礼申し上げます。あれこれとおしゃべりを楽しみながらカメラマンを務める一日を過ごさせて頂きましたので今日はその開催レポートをお送りします。

たくさんの方に来て頂いたこと、御礼申し上げます。

当日、ご来場頂いた方は、以前に運営スタッフを務めるconnect nagareyama(@connect_nagareyama)の農家ツアーに参加頂いたことのある方や、鷹匠としてもご活躍される鷹やミミズク等の猛禽類を扱う南流山のエキゾチックアニマル専門店の鷹の庵@takanoan9)さん、昭和レトロが好きてご家族そろって和装で来られらた方、流鉄大好きな小鉄くんを連れた親子連れ、撮影中の様子を面白がって頂き私も撮ってと声をかけてくれたおじさん、すみずみファン(マジで!?)など様々な方がいらっしゃいました。

皆さんと和やかに色々とお話をしながら、想定を遥かに上回る撮影枚数とともに昭和レトロな写真館で一日を過ごさせて頂いたこと、それらを一言で言えば「楽しかったです。」の感想になるのですが、せっかくの機会の感想をそれで終わらせてしまうには惜しいですから、もう少しお付き合いください。

昭和レトロ×旧き良きもの=和やかな好日

machimin内に飾られたつるし雛や茶箱、古いミシンや茶箱や藤の椅子の旧き良きものらしさや旧式のレコードプレイヤー(に仕込んだbluetoothスピーカー)から流れる音楽からは、のんびりとした好日らしさが溢れ出ていました。田舎のおじいちゃん、おばあちゃん家のような何でも受け入れてくれるような穏やかさと言ったらよいでしょうか、撮り手の私が存分に楽しんでいたのはもちろんのこと、お越しいただいた方々にも昭和レトロmachimin写真館の自然と力の抜ける和やかな雰囲気を楽しんで頂けたように思います。

撮影のひとコマ。machiminの半月状の窓から流鉄の若葉号を眺める姿は、親子でどこか似ていました。

撮影はmachiminの中を自由に過ごしてもらい、その自然な様子をお撮りする形で進行しました。ポーズを決めて「笑って!!笑って!!」と急かすこともなく、ありのままの自然な表情をそのまま写真に収めることができたのではないかと思います。

和装×鷹=華やかでかっこいい

南流山のエキゾチックアニマル専門店の鷹の庵@takanoan9)さんの猛禽3姉兄弟(@moukin3kyoudai)さんたちを撮影させて頂いたのも貴重な経験になりました。ハリスホークやミミズクをたずさえた和装の猛禽3姉兄弟の姿はレトロな雰囲気にもマッチしていて鷹匠のかっこよさと華やかさが表現できたのではないかと思います。

鷹の庵さんとは「おおたかの森に出てくるムクドリを鷹匠の力で追い払うことができたらっていつも思ってるんです。」なんてお話をお伝えできて楽しかったです。同様に思っている方も結構な人数がいると思いますから、おおたかの森に鷹匠の鷹が舞う機会が本当に実現できたらいいですよね。

和装×家族=ひさしぶりの着物を着る理由に

着物姿の和装で揃えたご家族4人方のお越し頂いた理由は「和装を最近着る機会が無かったことと昭和レトロ好き」から。家族の記念写真を兼ねて皆で着付けをして4人揃った写真を残すとてもいい機会になったとおっしゃて頂けると企画した甲斐があります。

レトロな雰囲気と吊るし雛の華やかさ、そして着物の粋さがマッチしたとても素敵な撮影の機会となりました。流鉄流山駅のローカル線らしいわびさびがが殊の外、着物に似合うことが分かったことも大きな発見となりました。

最後に

私が写真を撮るようになって20数年が経ち、またすみずみという名を名乗って流山を取り上げるブログを書き始めてからは8年が過ぎました。今まではカメラを持って出かけては、出来上がった写真や文章を書いては、自己完結の満足に終始することが多かったのですが、ここ最近はその満足の形が少しずつ変わってきたように感じます。

それは、作り手として大成するでなくとも細々とカメラや文章の作り手を続けていくこととは何だろうか?という問いへの答えにもなるもので、「表現へと至る情熱の力が、私自身をを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変えることできる」ことが身を持って体感できるようになったことが大きいように感じます。

生きるよすがとしての創造が世界の見え方を変えるなんて20年前の私からしたら「ホントかよ?」なのですが、「本当なんだよ。これが。」としか言いようのない境地に辿り着くのですから不思議なものです。

今回、プロとして初めてお金を頂き写真を撮影する撮影会を開催した事で、自分のこれまでの歩みを強く意識することとなりました。覚悟を持つともに自分の満足だけに閉じない満足を皆様にもお届けできるよう技術的にもまた人間的にも努力を続けていけたらと思います。

お越し頂いた方とお話をして、そして笑いあいながら自分だけではなく出会った方々も含めて「楽しかったです。」と伝えあえること。そんな満足の橋がつながる日々を続けることに小さな町の小さな写真家の在り様もきっとあるのだろなあと思った次第です。

今日お越し頂いた方には至らぬ点もありましたが、この思いの元に歩みを進めていきますので次回またお越しいただければ幸いです。

special thanks to
machimin(https://wacreation.com/machimin/

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