Day36 朝の散歩を振り返る。
リモートワークが続いていることもあって、ここ最近は通勤時間分の運動量が落ちている。一日一万歩が楽勝だったのもなんだか随分と昔のことで、ここ1か月は一日千歩くらいの歩数で終わるのが新たな日常になっている。
趣味のジョギングで市内を駆け回るのも多くても週1-2回だからジョギングだけで今までの日常の運動量分をまかなうことも難しくその結果、体重は随分(+3㎏)と増えた。
「ガタイが良い」で片付けられないぽっこりお腹に目をやると、いくばくかの憎らしさと愛らしさすら感じられる。「何か月ですか~?」の一人遊びをするほどのお腹の出具合に「これってもしかして母性!?」の気付きを得るも、それはずいぶんな見当違い。外見上というよりも健康上痩せた方が良いラインを越えてしまったことを見て見ぬふりしたい気持ちの現れだと自分自身を察する。
秘境の宝物、里山のトマト
察しが良いだけでは現状はよくはならないので、運動量増のためにエア通勤がてら朝の散歩へとでかける。
出かけた先は、流山市上新宿から上貝塚。Day02のエア通勤先になった現代に残った里山の秘境だ。自然溢れる秘境は歩き甲斐があって訪れるだけでも楽しいエリアでもある。
そんな秘境には今、宝物がある。
Twitterのタイムライン上では、当地にいくつかある野菜の直売所の野菜がクローズアップされていて「あるよ」のコメントとともに、その日の直売所にたけのこやトマト等の春野菜が目に踊る。里山のたけのこやトマトは秘境の冒険者の見つけた宝物の様相を醸し始めていて、付近ではお宝の入ったビニール袋を下げた妙齢の冒険パーティを見かけることが日に日に増えている。
5月14日現在、たけのこは旬を過ぎた感があり、目下の秘境の宝物はトマトとなっている。
宝物の在りかたるトマトの直売所は金刀比羅神社と八坂神社を結ぶ道路上にあるので、道に入りさえすればさほど迷わずに辿り着けることだろう。
この直売所自体は、無人でお代を脇の小銭入れに入れるシステムとなっているで小銭のご用意をお忘れなく。
面白いのはトマトはカラス除けの空のケースを開けてから見つける仕組みとなっていることで、このカラスよけのケースを開けるときはさながら宝箱を開ける感覚と同じワクワクがある。
きたよ🍅 pic.twitter.com/NrxqNtmPNc
— 流山すみずみ (@sumizumi_) May 13, 2020
訪れた冒険者たちが一様に「おいしい」として虜になるという秘境の宝物、ついにその宝物を持って帰る念願を叶えることができた。今夜、早速その味を確かめてみるつもりでいる。
もしも近日中に「あるよ」だとか「きたよ」のツイートを私がしていれば、その味は言わずもがな。どこかの誰かが冒険に出かける日もまた近くなるかもしれない。