陽がだいぶ短くなってきました。朝のランニングの出発の時間も外が暗い時間となりましたし、夕方も夕焼けが早くなりました。季節の移り変わりを感じるところですね。
陽の短さは秋ならではの郷愁があり、オレンジ色の夕日の美しさもこの時期にしかない良さがあります。
夕日一つでも美しいものですけれども、もうじき流山近辺ではその夕日と富士山と織り成す自然の芸術「ダイヤモンド富士」が観られますよ。
国交省のwebでは「ダイヤモンド富士」の見どころ、観測スポットを掲示されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kikaku/fuji100/highlight/diamond.htm
上記webから抜粋してまとめると流山近辺では下記のスポットと日時でダイヤモンド富士を見ることができます。(観測できる時間は、原則日没頃になります。)
ちなみに国交省のダイヤモンド富士の定義自体が結構厳しいため、小さいことを気にしなければ、富士山に夕陽がかかって見える期間は、下記の期間よりももう少し幅が出てきます。
玉葉橋
12月20日-22日
流山で一番のおすすめスポットはこの玉葉橋です。土手の高さのおかげで視界が開けているの江戸川沿いの広範囲で観測することができます。
玉葉橋、江戸川の土手沿いが一眼カメラと三脚で埋まる日になるでしょう。江戸川とセットで写真に収めるのであれば、左岸(千葉県側)からがおすすめになります。
近くに駐車場はないので駐禁にはご注意を。おおたかの森周辺からなら、ちょっとしたサイクリングで行くとよい行楽となると思います。また自転車ならば、歩きよりも観測スポットが探しやすいのでおすすめです。
日の入りと富士山のコントラストを微速度撮影(タイムラプス)に収めてみるのも楽しそうです。
柏市立富勢中学校前市道
11月24~25日 及び 1月17日
富勢中や伊藤ハムの柏工場や柏市内屈指のロードバイクの名店「L’ottimo オッティモ」のある通りの坂の斜面からもダイヤモンド富士を観測することができます。
スポット的には道路沿いとなりますから、スイートスポットは玉葉橋付近と較べると限られてしまうと思います。街中からの富士山の眺めとしての魅力がありますね。
我孫子市
・旧村川堅固別荘周辺の斜面緑地
11月18~19日 及び 1月23~24日
手賀大橋付近、北にある旧村川堅固別荘周辺の斜面一体から、手賀沼をかすめて富士山を見られるようです。
鳥の博物館や道の駅しょうなんの探訪と合わせて帰りがけにダイヤモンド富士なんてプランもいいですね。
・古利根沼
11月18~19日 及び 11月23~24日
利根川の治水の関係で利根川の流れを変えたときに残された旧利根川本流が沼となったのがこの古利根沼。
サイクリングで行ったことがあります。時代から取り残されたような手付かずの自然を感じることができるスポットですが、整備自体はお世辞にも行き届いてはいません。ダイヤモンド富士の観測は、スポットが限られており、かなり難しい模様
おまけ
文京シビックセンター展望ラウンジ
11月9~10日 ☆今日☆及び 2月1~2日
文明の利器、高層建築物。文京市役所併設のラウンジですので展望に当たっての料金は無料です。
シビックセンターからは今日見られるようですね。
お金のない学生時代、ここと東京都庁の展望ラウンジ(ここも無料)はたまに行って友人とよく時間を潰したものです。
そういえば、ららぽーと柏の葉からの帰り道、三井住友建設のある交差点の手前、TX沿いの都市軸道路沿いからも富士山がよく見えますね。運転中なので、車を停めるわけにはいきませんが、この通りからもダイヤモンド富士が見えるかもしれませんね。
流山市内には地名として富士見台、富士見橋もありますから、富士山が見えるスポットは思いの外多いかもしれません。秋深まる時期、少し夕方の散歩に出かけて富士山探しをしてみてはいかがでしょうか。