流山の歴史を語るおおたかの森北1号公園のお馬さんと野間土手

流山の歴史を語るおおたかの森北1号公園のお馬さんと野間土手

先日新しい公園が拓かれたことを知りました。
公園の名前は「おおたかの森北1号公園」通称をつけるなら「うまうま公園」または「オランダ公園」となるでしょうか。

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別に普通の公園かと思いきやちょっと面白いものが置いてありました。

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お馬さんのスプリング遊具があるからお馬公園というわけではありません。


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公園内には、上記のスプリング遊具に加えブランコが設置されています。

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リオの卓球台でも活躍した地元企業「三英」製です。卓球台の他にはこうした公園遊具も手がけていています。
遊具の紹介を一通り終えたところで、うまうま公園と呼びたくなる一番の理由は、公園内にお馬さんいるから。

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立派なお馬さんの像が2頭。神々しく立つお馬さん1頭と「馬だけに埋まってるぜ!」とツッコミを既に受けているしゃがんだ風のお馬さんがいます。

なぜ公園に馬がいるかを考えると流山市と「馬」の関わりへの気づきが得られるかもしれません。そのあたり、馬との関係を少し掘り下げてみましょう。

お馬さんとの関係の例を挙げればおすわさまこと諏訪神社にある立派な義家献馬の像や境内入り口のお馬のブロンズ像は、源義家が後三年の役に、征夷大将軍として奥州追討に赴く際にこの地が馬の生産地であった為にここで馬を集め、武具を調え、諏訪神社に武運を祈った歴史を示しています。

また江戸時代、小金牧という広大な馬の放牧場があったこともこの地域周辺の歴史を物語る一つとなります。
この小金牧のお馬さんたちを囲うように放牧地と農地を区画するために至るところに土手がはりめぐらされていました。この土手は、野馬土手と言われ柏、流山地域に現存しています。約1m程の盛り土のようなこんもりとした地形は、よく注意して見なければわからないものですけれど、開発の進む中、現存するものもありますから下記webサイトを参考にブラタモってみるのも知的好奇心に満ちた散歩になることでしょう。(東葛飾人様 野間土手 小金牧の残光)に詳細な野間土手がインデックスされています。

流山にある歴史スポット、オランダ観音も元々は、小金牧に放牧されたオランダからやってきたペルシャ馬の不慮の死を慰霊するためのものでした。
この街の歴史に興味が出たら、このオランダ観音にもぜひ一度訪れてみると良いでしょう。場所は相変わらずのわかりづらさですけれど、それを含めて今と昔を繋ぐものを感じるものがあります。

(参考)道なき道を行く。オランダ観音はどこにある?
https://nagareyama-sumizumi.com/417098001.html
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ざっくりと巡るこの町との関係を知ったところで、この公園に馬がいる理由と、そしてなぜ小高い丘があるかは、子どもたちは未だ知る由はないでしょうけれども、気付きのチャンスを張り巡らせた公園設計者はなかなか粋な仕事をしてくれました。
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地図にはまだ載っていないですけれども、このうまうま公園、オランダ観音や神愛幼稚園、メゾンドココの近くにあります。この公園もまた流山の馬の歴史を語り継ぐ場所になってくれたらと思います。

「馬だけに巧い記事」
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com

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