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ながれやまのリアルきかんしゃ、リアルヒロこと「D51」改修のための寄付募集中

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流山市のシティーセールスアカウント「moricom」の下記ツイートより、現在流山運動公園のSL改修のための寄付募集のお知らせがされています。

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ふるさと納税によるSL改修のための寄付募集に3万円で名を残す。

ご存じの方も多い流山運動公園内に保管展示されているSLを改修しようとする動きになりますので下記概要を簡単に紹介します。

ふるさと緑の基金(SL等改修

総合運動公園にあるSLなどの改修に役立てます。(令和元年12月31日まで)
※3万円以上の寄附を頂いた方の氏名を現地の案内板に掲載することができます。
寄附ページからお申し込みください。
※ご不明な点等は次の担当課までお問い合わせください。

みどりの課
電話番号:04-7150-6092

ふるさとチョイスより引用

この話、面白そうだなと思ったのは、3万円以上の寄付で流山に名を残せる可能性があるところ。もしかしたら将来に向けた面白い話のタネになるかもしれません。

例えば何十年か経った頃、もしかしたら自分に孫なんかがいたりして、子どもたち夫婦とともに孫と親子3代で流山運動公園に訪れでもして、SL広場で遊ぶ孫が「ここにおじいちゃんと同じ人の名前があるよ!」なんて寄付者一覧の名前をみつけたりして、「よく気付いたね。実はこれはな・・」なんて昔話が始まった日には胸熱の展開が有り余るというものです。

ひょっとしたらわが子をはじめまだ見ぬ孫たちにまで語り継がれる一族鉄板の自慢話になるかもしれないこの寄付募集の話。華が咲く日はずっと後になるかもしれませんけれども超ロングスルーパスを出すタイミングが今まさににここに。仕込むのも仕込まないのもあなた次第です。

ながれやまのリアルきかんしゃ、リアルヒロ、リアルD51

現在、流山運動公園内にあるSLは、直接に手で触れることがないよう柵に囲まれて展示されているもののそのくたびれ具合をともなって鉄道発展の歴史を静かに物語っています。ここ20-30年位は、ひっそりとした余生に加えて「きかんしゃトーマスの蒸気機関車が実在することを示す」超重要な役目を担うこととなり、鉄オタの情操教育として価値ある存在感を放っています。公園に設置されている蒸気機関車が国産の名機「D51(デゴイチ)」で、きかんしゃトーマスも出てくる日本からきた機関車「ヒロ」のモデルとなっている機種ということもあって、将来有望な子どもたちが柵越しに公園内のD51とトーマスに出てくるヒロをオーバーラップさせにくることもあるでしょう。

 

流山運動公園に保管されるD51

流山総合運動公園で展示されているリアルヒロことD51

 

とはいえ、写真を見ればわかる通り、錆が目立ちアスベストの対策も十分に考えなければならない等、この先の展示を考えたときの手入れが必要になってきています。将来を担う鉄オタのためにも、そして鉄道文化を引き続き身近に感じるためにも改修が必要であろうことは想像に難しくはありません。

車窓に映る桜をこの先も見られるように。

私が八木幼稚園に通っていた三十云年前にもSLは変わらずにここにありましたし、今もその眺めは大きくは変わっていません。それは、春先の園内には桜が咲き誇り、SLの車窓にその桜の姿が彩られ続ける季節の巡りが今もなお続いていることを意味しています。

 

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D51の車窓から #ef50mmf18ii

sumizumiさん(@sumizumi_)がシェアした投稿 –

この見事な景色がが今後も変わらず、この街のこの春を彩り続けることができるならば、それはそれで価値があることでしょう。

お金の使い方一つ自由にはならないことが多い今こそ、無いお金の使いどころにどんな価値を見出すかを考えてみたいと思います。

思いは巡る

生きてる限りは、何かをもらうばかりでなく与える側になる事の方が人生の楽しみが増えることが少しずつわかってくるようになりました。そして与えるものの中には世代を超えて「巡り」として受け継がれるものもあることでしょう。

例えばこの街の片隅の車窓に映る桜を数十年先のボーイ&ガールが「キレイだな」と思えるようにすることも巡りの一つと言えるかもしれません。思いを形にして次世代に残すことは、楽しみと言わずに何と言いましょう。

今回の寄付募集はふるさと納税の一環ですから、所得控除もあります。返礼品目当てでもらうばかり考えることが多い中、こうした寄付が世代を越える巡りとなるならば与えるという新たな楽しみを知るよいきっかけとなるかもしれません。

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