今日もこの街のどこか片隅で暖かい思いを募らせる人がいるなら、それだけでも「この街がやっぱ好きだ!」という気持ちを持つのに十分なのかもしれないと思いました。
すみずみさん遂にポエマー化?と思った方はご安心を。おじさんいつも通りです。じゃあどうしたのさ?ということで今日は少しこの街を好きだという思い=「シビックプライド」の話を一つ取り上げてみたいと思います。
まず最近の流山のニュースの一つ、この街の魅力の伝え方の方針としてシティセールスプランの第2期が策定されました。
詳細は下記流山市公式WEBより
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/10838/10841/032025.html
なかなか読み応えのある面白い方針が書かれています。
ざっくりまとめると人口減が現実のモノとなった現在において流山が魅力を保ち選ばれ続ける街であるとともに「シビックプライドの醸成」として流山市民がこの街を良い街だと思えるようなきっかけ作りと街のブランドの確立がテーマに挙げられています。
流山市のウリの一つでもあるシティーセールス推進室の担い手が決まったニュースは2009年ですから、本当に月日が経つのは早いものだと感じます。当時のニュースはこちらより
(写真は47NEWSより引用)
この写真を見ると、この街に住み着いた20代の頃を思い出します。
写真にあるI LOVE NY(NEW YORIK)を気持ちいいいまでにパクったI LOVE NY(Nagareyama)を見たときには、ついに流山とち狂ったかと当時は戦慄したものですけれど、今見ると中々に的を射ているように感じるもので、いかに時間が私たちを大人にしてくれるか月日が醸成するものの底力に感謝するばかりです。
話が逸れましたけれどもこのシビックプライド、お堅い言葉で言うと、「都市に対する愛着や誇り」となり、この思いを育もうとするアクションは、良く当事者意識を持って積極的に街に携わりましょう!とする行動全般が内包されていたりしています。
人生において誇りが塵程に役に立ったことが無いタイプの私にとって、額面どおりのお堅い言葉だと、なかなかに消化しづらく、またギラギラとした意識の高い方たちの餌食になりそうな「新しい言葉のおもちゃ」のようにも感じられてしまいがちになるところです。
ただ、よくその言葉の意味や意図するものを咀嚼してみると、「シビックプライド」という言葉、口うるさく行動力のある方の「おもちゃ」にしておくには勿体無いほどの可能性を秘めているようにも感じます。
何も高尚な理想を掲げて何か特定のかっちょいい行動をすることが全てじゃありません。理想はもちろん大事ですけれど、いかに日々を暮らし、息をする日常に落とし込んでいけるかがこの「キーワード」が求める本質のように感じました。
じゃあ日常をどうして暮らせばいいのさーっ?て話になりますけれど、私なりに考えてみると、冒頭の一文に戻ってくるのかなあなんて思っています。
端的に言えば、「この街に住む人の幸せを自ら願う」ことではないかなと思います。
別に特に何かかっちょいい行動をするでもなく、すれ違う人が笑顔なら笑顔であることを嬉しく思うだけでいいんじゃないでしょうか。
この街に住む皆を肯定する心持ちが持てたなら、ちょっとやそっとのことじゃヘイトは沸きませんし、何より巡り巡って自分の幸せが願われるように感じられるときが来るように感じます。
今時の時勢に対して肯定がカウンターになるのは少し寂しい心地もしますけれど、些細な差異があっても「ばっちこー」で「Team NY」の一員になれる日が来る日を願ってやみません。
明日はちょうどHarvestivalも行われます。
この街のポテンシャルを確認するには持ってこいですし、心のどこかで「Team NY」を感じることができるような幸多いフェスとなることを願って止みません。
(参考)NY対決!流山VS西淀川
http://portal.nifty.com/kiji/120529155761_1.htm
「高らかに日本のNYを叫ぼう」
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com