日々実る、なにかで作る喫茶店
この春オープンしたばかりのcafe troncへ家族揃って行ってきました。
訪問したのは3/30のオープンから4日目の先週の土曜日4/2の昼下がり。
駐車場が近くにないことを心配して、お店に電話で問い合わせたり、訪問前からお騒がせしてしまい恐縮でした。（おかげで流山市役所駐車場を教えて頂いたり、先日記事にした流山本町駐車場が利用できることがわかり、大変助かりました。この場を借りて感謝します。）
troncは、呉服のましやの脇を抜けて辿り着く中庭の一角に佇む喫茶店。明治時代に建てられた納屋を改装して営業しています。この「日々実る、なにかで作る喫茶店」で心地よい時間を過ごしてきました。
入り口は呉服のましや脇の路地を抜けて入ります。
広報ながれやまにもオープンの告知が会った事から、流山の生き字引のおばあちゃんから将来の夢がパティシエの長女まで甘いものに目がない親族一同大集結です。
店内は12席とこじんまりとした造りで、所狭しとアンティークが飾られたり、
ゆったりとした時間を過ごす時の最良の友たる蔵書たちが置かれています。
officialのwebを飾る店名の由来となったフランス語のtronc(=木の幹)の絵に店主の高楠さん夫婦とおぼしき熊さん＆りすさんが店内を見守ります。
メニュー
メニューは革のブックレットに包まれています。
焼き菓子もありますよ。
歴史を感じる納屋の作りも暖かく、ついつい長居したくなりそうなところ、今回の私達の目的はケーキの「お持ち帰り」でした。メニューにあるPetit Gateauはお持ち帰りが可能になっています。
一通りのPetit Gateauを注文して、お持ち帰りの準備を待つ間、のんびりとお店の外をあれこれ見せてもらいました。
お店外のソファ
灯り
お店の扉
お話を伺う
写真撮影の許可とお店のことをブログに書きたいことを申し出た事から、店主の高楠さんご夫婦とも少しお話をする機会ができました。
私達からは、ご主人が以前パティシエを務められていた三軒茶屋「ニコラ」に妹が行きたがっていたこと、なかなかニコラに行けない中、まさかの流山にこのtroncができて本当に喜ばしかったことを伝えました。
ご主人からは、いつか自分の店を持つならご主人か奥様の実家でと考えていたこと。そして奥様の地元流山でお店を探そうとしたところ、人の繋がりからこの納屋との出会いがあったことなど、お店の建物との馴れ初めを教えて頂きました。
またお店のケーキについては、できるだけ作りたてを提供していきたいとも言われていました。ケーキはできたてがやはり美味しいと。
今回の私達の訪問のような「お持ち帰り」での利用にも尋ねたところ、もちろんお持ち帰りはOKで店内の座席に限りがあることから柔軟に対応していきたいと言われていました。なるべくできたてのケーキを提供したいので、事前に電話で引取りの時間を伝えてくれれば、それに合わせられるようにしたいとも。
将来的にはいつか軽食も提供していきたいということも言われていたのでお料理もいつか楽しめる日が来るかもしれませんね。
人柄の温かさと親子3世代で押しかけたにも関わらず、気持ちのよい対応をして頂き感謝するばかりでした。
旧家の佇まいだけでなく、人柄の温かさも相まってこの喫茶店の心地良さを形作っていくのだろうと感じました。この街に根を下ろし、tronc(=木の幹)にならんとするお気持ちを心から応援していきたいと思います。
【ここからはお持ち帰り編】
昭和のショートケーキ。スポンジはしっとりとしていてチーズケーキに近く美味しい味わいでした。
和栗のモンブラン。中にはベリーが入っていてモンブランの甘さを引き立ててくれます。
季節のタルト フルーツもさることながら、このタルト生地も美味しかったです。
焼き菓子も3種類。正面はマカロン 左手はスコーン 右手はガレット
焼き菓子は素材の良さを感じやすく、特に卵が美味しいと感じました。美味しいコーヒーと頂いたら、なおのこと美味しくいただけそうですから、次回はお店でカフェタイムを過ごしてみたいものです。
甘いものに目がない親族一同、満場一致でまた行こういうことになりました。
tronc
営業時間13時－22時
定休日=水曜、第2・4木曜
04-7126－0800
