十太夫近隣公園の紫陽花が芽吹く

流山おおたかの森駅北口から徒歩10分程の場所にある十太夫近隣公園に新たな春の兆しが訪れています。今年の桜の開花に続いたそれは、紫陽花の根本に芽吹いた若葉です。
咲いては散るを繰り返す四季のリズムにおいて、この若葉の芽吹きには紫陽花の今シーズンの開幕を告げる力強いキックオフの節目がやってきたことを思います。
目次
季節は移り変わる。

十太夫近隣公園の紫陽花のエリアは、根本に若葉が芽吹けども昨年咲いた花房が天然のドライフラワーとなって儚げに風に揺られてもいます。
節目は来たれども全てが一気に変わることはないということは、年度末を迎え新年度を待つた私たちの胸に手を当ててみれば、次年度持越しのあれこれに身に覚えがあるでしょうか。
季節は進み、すごろくのコマもまた進みます。
そんな季節の移ろいゆく中には、長袖姿と半袖が行き交う交差点のようにどちらの季節も共存する汽水域のようなところがあります。残した今年度の仕事と来るべき来年度の仕事にも「今がその時。」と季節の移ろいを感じられたならば、慌ただしい一年もいくらかはドラマチックになりますね。
Tips 市内の有名アジサイスポットへ出掛ける際にベンチマークに
ここ数年のアジサイは梅雨入りをまたずに5月中旬から下旬頃に見頃を迎えています。
身近に目に入る紫陽花を花期の参考にして、旬を迎える頃に前ヶ崎あじさい通りやあじさい寺こと本土寺へのお出かけを計画するのもこの街の梅雨時の暮らしの楽しみの一助となります。
身近なものから感じる季節が彩りを添えられることを願っています。