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背高のっぽ

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2024.11.22

紅葉は日々着実に深まり、木々の足元には落葉が積もり始めています。


冬が近づきと日の出は遅くなるものです。私が出かける頃の陽もまた低くなり、同じ頃に街の至るところをゆく小学生や中学生の足元には背高のっぽの影が延び、息ぴったりに躍っていました。


務めを果たしきった落ち葉も、まだ学校が始まってすらいない子どもたちも等しく同じ陽に照らされている様子はただただ美しく、薄着の小学生が声高に通学路を行く姿には頼もしさすら滲んでいました。

そこにはきっと晩秋の素晴らしさが詰まっていたんじゃないかなと思うわけです。

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