オリジナリティVS既視感 @東京国際フォーラム

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2024.08.02
東京国際フォーラムで写真を撮る機会がありました。
フォトグラファーにとってはお馴染みのロケーションで作例も星の数ほど上がる超有名な撮影スポットとなります。つまるところ誰がどう撮っても映える場所の強さがあり、それ故に自分らしい視点、視野、視座が試される場所ともなります。
言うなればオリジナリティVS既視感がバチバチと音を立ててしのぎを削るわけです。

前例に沿った最適解のようなものをなぞるのは非常に簡単ですし、一定の支持を得やすい利点があります。
まあそれを自分が面白いと思うかは、当たり前だけれどまた別の感覚だということ、この感覚を大事にしようと決意しながら何枚かシャッターを切りました。

撮影から現像を得て出来上がった写真は、声高に何かを語ることはなくとも染み出すような意思を乗せることができて、お気に入りの写真の一つとなりました。