趣味のランニングで江戸川堤防沿いを通りがかったついでに新流山橋の工事状況を覗いてきました。
2023年度までの開通を目指す新流山橋は、現在橋脚工事が進んでいます。
作られていたのは、P5橋脚という名の橋脚。新流山橋に設置される6本の橋脚のうち5本目の橋脚となります。
江戸川の中州部分に設置されることもあり、施工手順も鋼管矢板を打ち込んだりとひと手間かかっているようです。
上手くいけば、下記記事のように23年度中には新流山橋の運用が始まるでしょう。当初は有料道路としての運用開始で通行料金は普通車が150円、軽自動車が100円、大型車が250円が見込まれています。
徴収期間は30年間を見込んでいますので、これも上手く行けば私の目の黒いうちに無料化の日を迎えらえるかもしれません。
健康に気を付けて長生きすることとしましょう。
参考記事
三郷流山橋、建設へ 23年度までの開通目指す 外環道と常磐道へアクセス向上、渋滞緩和と経済効果に期待
三郷流山橋有料道路の建設計画 三郷地域の渋滞緩和や物流の利便性向上を目的に県は、本年度から埼玉・千葉県間を流れる江戸川に架かる「三郷流山橋有料道路」の建設計画に動き出す。
事業主体は県道路公社(さいたま市浦和区)。工事区間は三郷市前間から千葉県流山市三輪野山までの延長2キロで、事業費は84億円。2023年度までの開通を目指す。
周辺地域の慢性的な渋滞の緩和や、東京外かく環状道路(外環道)と常磐自動車道(常磐道)へのアクセス向上などによる経済効果が期待される。
県土整備政策課などによると、三郷市は、つくばエクスプレスの開業により都心と直結し、JR武蔵野線・新三郷駅周辺には一戸建て住宅街と大型商業施設からなる「新三郷ららシティ」がオープンするなど、人口と交通量が増加している。
現在、三郷市と流山市の間に架かる一般道の「流山橋」は慢性的に渋滞し、地元から新たな橋りょう建設の要望が出ていた。
同課によると、有料道路は流山橋と並行して整備する。建設は短期間に整備を進めるため、民間からの借り入れが可能となる県道路公社が担う。2車線を予定するが、交通量に応じて4車線化も検討する。
通行料金は普通車が150円、軽自動車が100円、大型車が250円などで、徴収期間は30年間を見込む。
開通すれば、現在、渋滞が激しい周辺の四つの橋から、1日当たり計約1万1千台の車が有料道路に流れることが見込まれ、新三郷市街地から流山市街地の車による移動時間も30分から20分に短縮される見通しだ。
県の試算によると、渋滞緩和による経済効果は1日当たり約140万円で、年間5億円以上の効果が見込まれる。
今月2日には外環道・三郷南インターチェンジ(IC)―高谷ジャンクション(JCT)が開通。有料道路の整備により、外環道や常磐道へのアクセスも向上し、観光や物流面での経済波及効果も期待できる。
上田清司知事は同日の定例会見で「(年間5億円以上の経済効果は)単純に渋滞緩和の経済効果だけしか入れていない。実際にはこれの2倍、3倍の経済効果が得られると思う」と述べた。
県道路公社が管理する有料道路は現在、狭山環状(供用開始1987年)と、新見沼大橋(同96年)、皆野寄居(同01年)の3路線があり、新たな有料道路の建設は皆野寄居以来、17年ぶり。
県は同有料道路の建設計画について、同意を求める議案を18日開会の定例県議会に提出する。