近場工場見学四天王の一角「グリコピア千葉」
先日、隣町の野田市にあるグリコピア千葉で工場見学に行ってきました。
パピコやセブンティーンアイスといったなじみ深いグリコのアイスの製造過程が見ることができることもあり、近隣の工場見学の中では、野田のキッコーマン、守谷のアサヒビール 取手のキリンビールと近隣工場見学四天王の一角を担っているといったら言い過ぎでしょうか。
グリコピア千葉自体、新しい施設で工場見学も去年からの開始ということもあり、これら工場見学の中では比較的予約が取りづらい状況が続いています。
キッコーマン 野田工場 もの知りしょうゆ館
http://www.kikkoman.co.jp/enjoys/factory/noda/index.html
アサヒビール 茨城工場
https://www.asahibeer.co.jp/brewery/ibaraki/
キリンビール 取手工場
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/toride/
グリコピア千葉
https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia/chiba/
グリコピア千葉の今後の予約については、下記グリコピア千葉のページで案内があるように、6月11日(月)9:00からの予定で9月分の工場見学の予約受付開始となりますので、興味のある方は是非トライしてみて下さい。
私たち家族も、中々見学の予約が取れずにいた中、何度かの予約トライの後、グリコピア千葉で社会科見学とアイスクリームを召し上がる機会を頂くことができました。
グリコマーク連発
グリコピア千葉の建物に入るとまず迎えられるのはグリコのマーク (ゴールインマーク)の連発です。
これでもという位のグリコポーズですので、途中から笑えてきます。
なんというか赤ちゃんまでマークをキメてくるあたり、グリコのブランディングの作り込みの素晴らしさを感じるとともに、「ベイビー、君は人生の一体何をゴールしようものなのか」と心地の良い疑問につつまれてきます。
工場見学へ
色々と「映える」入口で色々な写真を撮ったりして楽しんだ後、定刻になるとこのグリコのマークことゴールインマークのおじさんの胸元に飛び込んで行くこととなります。
Open my heart❤ pic.twitter.com/zZWIo7sVJ8
— 流山すみずみ (@sumizumi_) 2018年5月3日
こんな具合に。
工場内は1階を除いて撮影禁止となっていますので、各工程の写真はありません。胸に飛び込んだ後の展開をざっくりと説明していくと、まずはシアタールームでグリコの創業者江崎利一さんの創意工夫ぶりやグリコ創業の歴史など企業PRとアイスクリームがどうやって生まれたかの歴史を追うVTRを見ることとなります。
いわゆる企業PRのVTRといってもその出来は、決して手前味噌で終わるしょっぱいものではなく、お菓子メーカーらしくこどもたちに何が受けるかを考え抜いた高いクオリティのものとなります。世界ふしぎ発見やそのとき歴史が動いたのVTRのような作りですから、初っ端で寝落ちエンドとなったりすることはなく、この後の工場見学への期待を脹らませながら、グリコやアイスの事を学ぶ事ができます。
シアタールームでVTRを見た後は、約50〜60人程いる定員を半分の2グループに分けて実際に工場内部へと進んでいきます。
各グループには、工場案内をガイドしてくれるお姉さんが添乗してくれることもあり、その雰囲気は、往年のシンデレラミステリーツアーやジャングルクルーズのようなアトラクション感があります。非常にプロフェッショナルで淀みなく説明をするお姉さんの話術に感心しながらグリコのアイス工場の説明に工場の工程一つ一つの理解を深めながら進みます。
コンパクトな人数で進むこともあり、説明も頭に入ってきやすいですし、子どもたちは早く次の工程が何か知りたがりますので、程なくしてガイドのお姉さんに子どもたちが付き従う図が出来上がっていました。
クリーンルームの埃を飛ばすための強風体験をしたり、アイスを冷やすための冷凍庫での氷点下の温度体験、アイスをつくる容器を模した中を歩いたりと、目で見るだけでなく、五感(特に触覚)を生かした工場見学となっていることもあり、生の体験子どもたちにとっては、テーマパークのアトラクションと同じ感覚でアイスができるまでの各工程を体験することができます。
工場の見学自体は約60分。
見学の最後には、パピコの試食もあります。約1時間の冒険の末、ストーリーを知って食べるその味はいつもの味かはたまた違う味か。手にするパピコがどんな味がするかは、皆さんのお楽しみに取っておいて頂けたらと思います。
グリコキッチンでアイスクリーム作り体験も
見学ではパピコを試食では物足りなそうであれば、工場見学者を対象にしたアイス作り体験もありますのでアイス大好きな方はご心配なく。
当日の工場見学の受付の際にオプションとして申し込むことができます。
所要時間は約50分程度でしょうか。工場見学で見た通り、クリーンルームで見た衛生面の配慮としての手洗いや頭ナプキンをつける意味や、食材の混ぜ方、冷やし方などを一つ一つ意識しながら、もちろん楽しくアイスつくりを体験することができます。
工場見学の後は、適宜解散となっていますから、アイスクリーム作りをしない場合には所要は1時間、アイスクリーム作りもする場合は2時間程度となります。
1階の入口にはグリコ商品のおみやげ物屋さんもありますので、ここでしか買えなそうなレアもの探しもよい思い出作りになるでしょう。アイスだけでなく地域限定プリッツやなつかしいアーモンドチョコなどもあります。各種思い出作りの写真を撮るのも思い出に花を添えてくれるでしょう。
近場工場見学 四天王打倒の旅はこれからだ!
野田のグリコピア千葉を体験は、子どもたちが率先してガイドのお姉さんについて説明を積極的に聞いたり、工場見学での一つ一つの体験が一つの冒険のように楽しめました。昨今の工場見学ブームにハマる人の理由の一端が垣間見えたような気がします。
となれば、この工場見学、近場の四天王を制覇したくなるのが親心というものです。
残る近場の工場見学は、3つ。
工場見学が冒険心溢れるアドベンチャーであるならば、体験の果てに何かしらのレベルアップがあるかもしれませから、近場工場見学四天王の打倒完全制覇を目指して、残りの3工場打倒の冒険の旅を続けていこうと思います。
グリコピアが四天王最強か最弱かは、他の工場と相対してみなければわかりませんけれども「近場工場見学 四天王打倒の旅はこれからだ!」という打ち切りエンド感を持って今日の所は、手仕舞いとしましょう。
「すみずみさんの次回作にご期待ください。」