去る令和4年1月24日にスターツおおたかの森ホールで令和3年度の市長表彰授与式が行われました。
ぐるっと流山 児童・生徒に市長表彰
令和4年1月24日(月曜日)、スターツおおたかの森ホールで、令和3年度にスポーツや文化活動で活躍した児童・生徒と本市の教育活動に大きく貢献した教員を表彰する令和3年度市長および教育委員会表彰表彰状授与式が行われました。(後略)
ぐるっと流山(ページ番号1033374 更新日 令和4年2月8日)より引用
市長表彰は、流山市内在住の小学生、中学生を対象としてポーツや文化活動で活躍した児童・生徒と教育活動に大きく貢献した教員を表彰するもので今年度の受賞者は171名となりました。
Q.こどもが多い街ということは?
若年層が少なく高齢者が多い少子高齢化に抗うべく「母になるなら流山」の積極的なシティマーケティングにより流山市内の人口増の傾向となったのは最新の住民基本台帳のデータで示される通り。ついに20万都市となったのも記憶に新しいところです。
特にシティマーケティングの効果が現れ始めた2012年から2022年の間に移住した世代から産まれた子どもたち(0~4歳),(5~9歳)の世代は、ティーンエイジャー(10~14歳)(15~19歳)世代やひと回り暦の回った+60years oldの還暦世代の人数と比較しても目を見張るものがあります。週末の公園の賑わいがいい意味で「昭和のかほり」がする子どもが溢れる街であることは、皆さんご存知の通り。この街の先々の明るい未来を示すお馴染みの光景となりました。
そしてこの年齢別人口構成の表が示す通り、この流山に子どもが多いという事実は、今後の市政に好ましいこと以外にもう一つ示唆するものがあるように感じられます。
それは何でしょうか。
A.こどものチャンスも多い街。
その問いの答えは、「こどもにとってチャンスも多い街」ということ。そして子育て世代をターゲットにした街の子どもたちはどのように育つ可能性があるか?についての答えの一例が、今回の市長表彰された子どもたちの存在です。
かつての言葉、アフターファイブはバブル世代のおじさんおばさんの退勤後の在り様を示す言葉ではなくなり、この街では彼らチャンスの世代の可能性と放課後を示す言葉へとその意味へと変わりました。
現在の流山は、住宅の一次取得層が懸念する保育園の公的拡充に加え、育ちゆく子どもたちをフォロー(≒ターゲットと)する様々な商用サービスもまた集積、集中する街となりつつあります。「学ぶ子にこたえる、流山市」というキャッチコピーは「母になるなら流山市」のコピーと比べ下火になった感はあるものの底堅い需要がある街に供給が追いつくのは、神の見えざる手こと市場原理の成せる業。そこには習い事ひとつとっても勉強系の進学塾やフラッシュ暗算、スポーツ系のプールに体操やバレエ、芸術系のピアノに美術、果てはプログラミング、eスポーツまで様々な選択肢が用意されています。
選択肢が多いことはそれだけ何が向くか本人の可能性を探ることもできますし、同好の士たるサードプレイスのお友達を作る機会にも恵まれます。子どもが小さいうちには親御さん同志が友達になる機会もまたあるでしょう。
この街でチャンスを掴んだ結果が今回の市長表彰を受けた子たちともなるわけで、彼ら彼女らの親世代(と思われる)私たちは、財布を握るスポンサーとしてだけではなく、やる気を引き出すよりよいモチベーターとして、またかつて子どもだったこと経験を活かす文字通りの先生としてチャンスの最大化を目指していきたいものですね。
「井崎市長はイチローの話を引き合いに出しがち」
流山すみずみ