ムーミンのテーマパーク2017年に飯能市にオープンで思い出した流山にムツゴロウ王国ができそうだった事。

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ムーミンファンの私には喜ばしいニュースが先週ありました。
「ムーミン」のテーマパーク、2017年に埼玉県飯能市宮沢湖でオープン

元々飯能市には、あけぼの子どもの森公園というムーミンをモチーフにした公園があり、原作に出てくる「水浴び小屋」を忠実に再現したりとそのクオリティの高さは、ムーミンファンには有名でした。

ゆかりのある土地でのテーマパークオープンの話ですから、なんとか成功して欲しいものです。
流山から埼玉県飯能市は、少し遠いですが、オープンの暁には是非遊びに行きたいですね。
このニュースで流山にも少し昔の2002年にテーマパーク誘致の話があったことを思い出しました。


2002年頃、流山にできそうだった幻のテーマパークはなんとムツゴロウさんの「ムツゴロウ動物王国」です。

嘘のような本当の話ですが、流山IC付近の広い新川耕地の辺りに誘致の話がありました。
しかしながら、テーマパークとしての採算性の疑問視や市民や近隣の工業団地の反対運動もあり、流山での開園は頓挫します。結果、ムツゴロウ動物王国は東京あきる野市のサマーランド内の一角に開園する事になりますが、開園後わずか3年で閉園してしまっています。
wikipediaにムツゴロウ動物王国の経緯の記載があります。

結果論となりますが、仮に流山でオープンしたとしても、やはり採算的には厳しく遅かれ早かれ閉園していたことでしょう。テーマパークには人を惹きつけるだけのブランド力が求められますが、厳しく言えば、ムツゴロウ動物王国にはそれだけのブランド力はなかったとも言えます。
新川耕地にはホタルも生息していますから、企画が頓挫した結果、余計な自然破壊にもならずに済んだことは、環境的にも良かったのではないでしょうか。

こんなふうに今も昔と変わらないように見える新川耕地の風景にも裏話がありました。
テーマパークの建設は、観光客を呼び込めるため町興しとなりますが、採算に適うだけのブランド力を持つ、テーマやキャクターというのはなかなかいないのも現実です。

飯能市のムーミンのテーマパークについても採算性や環境負荷等天秤にかけ、超えなければならない問題はたくさんあると思いますが、ひとつひとつをクリアし、ムーミンというブランドを大きく育て皆に愛されるテーマパークになって欲しいものです。

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