「都心から一番近い森のまち」の貴重な湿地 西初石小鳥の森

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最近はジョギングルートの開拓のほかに、市域の狭い流山なら人力での完全走破もできるんじゃないか?という気もしてきましたので、何年かかけて将来的には完全走破を目指そうかと思い始めています。
今朝は、寝起きも天気も良かったので、一念発起、完全走破の一環というわけでもないのですが、常々一度訪れてみたかった西初石小鳥の森に行ってきました。


すみずみをほっつき歩いてみると、生の流山が見えてくる楽しみがあります。
「都心から一番近い森のまち」をうたう流山の身近な森を探訪してみるというのも中々面白くて、「駒木ふるさとの森」「市野谷の森」と今まで行ってきましたが、今日訪れた「西初石小鳥の森」も今まで訪れた森と全く違う森でおもしろいところでした。
訪れる前の勝手なイメージでは、駒木ふるさとの森と同様、住宅街に程よく残された森で近隣住民の森林浴等に使われる憩いのスペースなのかなあなんて思っていましたが、この「西初石小鳥の森」はそのイメージを完全に覆してくれました。

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この森、住宅街の一角にあるはあります。近くには駐車場はないので徒歩か自転車で森の入り口まで行くのが良いでしょう。舗装路の終わりから少し進むと森の入り口が見えてきます。

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入り口には看板があります。森の中も突き当たりは無いので道に迷うことはないでしょう。

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一点注意しなければいけないのは、西初石小鳥の森特有なこの傾斜です。森の奥まではわずかな距離しかありませんが、登山道ばりの傾斜があります。
傾斜面に挿す木漏れ日は独特の美しさがありますよ。

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傾斜を下った先にはまさかの「湿地」が迎えてくれます。
これはまさに予想外

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湿地特有の堆積物もよく観察することができます。夏休みの自由研究スポットに良いかもしれません。

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湖が森になっていく湿性遷移の説明ですが、朽ちてしまっています。せっかくの湿地ですから市で直してもらいたいところです。

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バードウォッチング用の観察窓も設置されています。自由研究に鳥の観察という手もありますね。

おおたかの森駅からは徒歩20分程度、森のすぐ脇には閑静な住宅街がある中、森に立ち入った先には、まさかの湿地とは意外性があります。
私的な感想では、憩うというよりは冒険する度合いのほうが強く、小さな男の子だったら、間違いなくテンションが上がるでしょう。
森の入り口から、湿地を見て帰ってきても往復で15分程度ですし、傾斜さえ気をつければ良い冒険スポットになると思いますよ。

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