今年の春に第1回が行われたばかりの柏の葉パンフェスタ2016が、10月2日にパワーアップして帰ってきます。
公式facebookによれば、第1回は大好評だったことになっていますけれど、第1回目を訪れた身としては、「大好評」だったかを問われれば、手放しに賛同をすることはできないフェスだったように思います。
それは決して不人気だったからということはなく、地域で人気のパン屋さんが一同に介するフェスというアイデアは非常に魅力的でしたし、お祭り気分で色々なパンを手に入れられる機会に私を含めそれはたくさんの人が集まりました。
春のパン祭りに来てます pic.twitter.com/UQE5FUEq5B
— 流山すみずみ (@sumizumi_) 2016年4月23日
ただ運営の想定を超えて「人が集まりすぎてしまった」ことに、少し触れておきたいと思います。
動線がヤバイことになっていてどこのパン屋の列に並んでいるかわからず。現場大混乱。 pic.twitter.com/vz5nrPXdJD
— 流山すみずみ (@sumizumi_) 2016年4月23日
当時をツイートから振り返ると、前回開催時、三井ガーデンホテル前の柏の葉ゲートスクエアの広場には、所狭しと約15店舗が集まりました。各店舗間の距離は10m程しか離れておらず、11時の開催時間からあっという間に各店に並び列ができていきます。
上記のツイートの時間が11:21とあるように、ものの20分で自分が並んでいる並び列はどこの店に並んでいるかすらわからなくなってしまう状態になっていました。
前に並んでいる人に「どこに並んでいるかわかりますか?」とたずねれば、「いえ私もわからないんです どうしましょうね?」といった具合で、自分の並び列がわからない中から人気店のパンは早々に売り切れていく様に、パン購入を諦める人も出てきていました。
皆が皆、パン屋さんもお客さんもパンが好きだという思いの元に集まっていたことには疑いはありません。
そして誰が悪いということもないのに、想定外に人が集まりすぎて列を捌き切れなかったがために、結構な人が、何も買えずに帰ってしまったことを知っておいてほしいと思います。
そしてその事実を元に次回開催の際には、一つ対策を講じてもらえたらと思います。
可能であれば、100円ショップで売っているようなビニールテープで構いませんから、どこに並んでいるかわかるように並び列のガイドを地面にテーピングしてもらえたらと思います。それだけでも多分列をコントロールするレーンとしては機能するでしょうし、たった100円の投資で、皆が皆お目当てのパン屋さんに並ぶことができるようになるのであれば、運営にとっても随分と安くリターンの大きい列管理の投資になるように思います。
理想を言えば、各店の最後尾に看板を持った人を配置してほしいですけれど、人件費もかかりますから、まずは、ビニールテープさんに活躍してもらったらどうでしょうか。
第2回も楽しみなお店は、先日オープンしたばかりのKushinonoPanyaを始めいっぱい出店しますし、店舗自体も20店舗程の参加とパワーアップは伊達じゃありません。
第2回でも第1回と同じくワークショップも開催される見込みです。
パンに好きな絵を描くワークショップに参加しました。こちらはベイマックスからのー
現実にヒーローはいなくとも、個人的には、一人ひとりに何かしらできることはあると思っています。
口うるさい出しゃばりで本当に申し訳ありませんけれどもパン好きの人がもっとパン好きになって帰れるような素敵なイベントに育っていってほしいと思います。他意はなくイベントの成功の一助になれば幸いです。
「人が増えすぎたがために小学校を増築しようとするテヘペロ想定外の話はまた今度」
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com