昔々のそれまた昔、うん十年前の小学生の頃から、私は良く忘れ物をします。忘れ物が多すぎるが故に忘れ物係を命じられたことがあったりした程のレベルで、おじさんとなった今でも、時折忘れ物をすることがあるので困りものです。
忘れ物をしがちだという性格を診断すればADHDと言われるかもしれませんし、その傾向は、良く当たる占いばりに当てはまることが多くて苦笑するばかりです。
まあ傾向的に落ち着きがなかろうとも、忘れ物が多かろうともおじさんなりに今までなんとか生きてこれてきた分、いなし方も知っていて対処のしようもあります。
自分が完璧じゃないことを知っているだけでも武器になる(己を知り~)なわけですし、「段取り八分」は日常生活においても存分に効果を発揮してもくれます。
とはいえ、久しぶりにやってしまいました。忘れ物というか落し物。
そうダメージの大きい「定期紛失」事件
今日はそんなて定期を落としたおっちょこちょいなおじさんの話です。
そもそも定期を落としたことに気付くまで一晩かかるから問題ですね。
今回は、朝家を出るときに定期がないことに気付いて家でほうぼう探した後で、昨夜定期を落としたことに気付くというパターンでした。
定期を無くしたことを把握してから、そこからいやあどこで落としたんだろうと、改めて家を探しても駅に訪ねても出てこない。ましてや通勤路は探しようもありません。
今までの経験上では、幸運にも落とした定期が100%出てくるジンクスを持っていたので「遂に記録破れる!」なんてことを思いつつ、慌てず急がずPASMOの再発行手配を取りました。
PASMOの紛失
http://www.pasmo.co.jp/reissue/lose/
記名式パスモと定期券は所定の費用1,010円を払えば再発行できます。おっちょこちょいにはいい時代です。
1,010円で元の定期が使えるのは助かります。定期は再発行できてもパスケースは新調が必要だったので新しいパスケースを物色し始めたところで流山警察署から連絡がありました。
「定期とパスケースが届けられています」と。
詳しく話を聞くと、私は、定期を自宅からおおたかの森の間の通勤路で落としていたことが判りました。そしてその定期を拾い、交番に届けてくれたのは、小学生とのこと。
小学生が落ちてる定期を拾って交番へ届け出るストーリーを想像するだけでも、子どもにとってはハードルが高かったろうに、その善意に助けてもらえたことは、出てきた定期の中身以上にただただ嬉しいことでした。
つい先日、流山警察署で定期を引き取ってきましたのでこれで100%のジンクスも改めて継続することとなりました。
ムラのある集中力とひらめきと好奇心を引換えに、不注意っぷりっを被るのは、性格上の長短取引では、「等価交換」のイーブンでしょうけれど、できる限りは、短所で迷惑をかけている分は長所でカバーしていきたいと思います。
人様に迷惑かけてるのは今に始まったことではないので、自分を恥じながら、また街の小学生を始め寛容してもらえている日々に感謝しながら、私のできる恩返しをしていきたいと思います。
「マジ感謝」
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com