柏の葉T-siteの(西側)工事の佳境を迎える。(東側)工事はいずこへ?

開発情報
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胸躍らせた柏の葉T-SITE開発のニュースリリースから、日が巡ること早2年、月日が経つのは早いもので当初のオープン予定とされた今年の秋のオープンまで後一つ季節を跨ぐだけとなりました。
建物竣工については40papaさん、柏の葉ストーリーさんの記事から9月30日である旨を事業公開板から読み取ることができます。

建物が完成した後も物品搬入、店舗研修などの期間もあるでしょうから、建物が完成したからといっても即オープンとはならないでしょう。今のところ、明確なオープン日についてオフィシャルの案内がありませんので、ここまで待った分、待ちぼうけにオマケが付いてきたとしても気長にオープン日のニュースリリースを待ちたいところです。

オープン日がそろそろ気になる頃、実際の工事の進捗状況も気になったので先週末の朝、朝のジョギングがてら2016年8月現在の工事状況を見てきました。


前回4月の工事状況から、約4ヶ月の月日が経てば、周辺の工事も完工へ向けて工程表の階段を上ってきているようで秋のオープンに向けて周辺全体も着々と整備が進んできているようでした。
まずは、水と緑に包まれた空間設計の文化エンターテインメント施設がコンセプトとなる柏のT-SITEにおける「水」の部分について見ていきます。
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T-SITEに隣接する「水辺」となる2号調整池の工事は、今月8/25には完成を迎える予定となっています。

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現況を見ると、前回訪問時にくらべ、調整池の全容がわかるようになっていました。実際に水も少し入り始めていますね。
それにしてもかれこれ15年前、この景色に収まる構造物は何一つなく、変わりにゴルフ場(=柏ゴルフ倶楽部)があったことを信じることが大分難しくなってきました。当時を知る者としては隔世の感があります。

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「緑」を作る歩道沿いの植栽もあらかた設置されたようでした。ここから生い茂る木々になるまでには、エイジングが必要でしょうから、気長に付き合っていきましょう。


ニュースリリース当初、このイメージパースにどれだけ夢を膨らませたことか、今となっては懐かしささえ感じます。
西側(三井不動産ニュースリリースより引用)

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イメージパースにアングルを似せて。すでに西側の建屋は、外観上はほぼ完成していて、イメージ図通りの5棟のとんがり屋根を確認することができます。

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物凄くざっくりと書き込んでみると、工事中のT-SITEの位置は、こんな感じになります。
写真に納まっているのは西側(延床3,996㎡)のほうです。
計画にあった東側は、現状は更地でした。これから突貫工事で追いつくのか、第2期工事等の扱いになるのか、計画の変更があったのか、その辺りが不確かですので後日、改めて確認してきたいと思います。


東側(三井不動産ニュースリリースより引用)

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TXの高架を挟んで奥手側が西側、手前側が東側となるべきところ、東側には建物がなく、現状は更地の状態でした。(もしかしたら単純に見逃しただけかもしれません。)
実際に訪れてこの眼にした建物の第一印象は、頃合の大きさを突いてきていて大規模でもなく小規模でもない使い勝手の良いほど良い広さを狙ってきているように感じました。

柏の葉T-SITEの当初計画の延床面積約6,456m2(西側:3,996㎡、東側:2,460㎡)は、おおたかの森近辺のスーパーでいうところのカスミ(店舗面積1811㎡)やベルク(店舗面積2169㎡)をベースに考えるとイメージしやすいと思います。西側のとんがり5棟は、カスミ+ベルクくらいの大きさ、東側の3棟は、べルクと同じくらい大きさのイメージです。

書店を中心とした複合施設として見れば、おおたかの森の紀伊国屋書店(930坪=3074.38㎡)の2倍の広さもありますから、施設としては、十分に広いですね。
あわよくば、主な利用者となる親世代はもちろんのこと、小中高生、大学生の子ども達にとって知的興味との出会いの場になってもらえたらと思います。何分この街の子ども達には健全な行き先が近くにないものですから、滞在型の施設として知的好奇心の受け皿になってくれたら、この先の未来も明るいように思います。

大人も子どもおねーさんも知的好奇心を育み楽しむことのできる施設になったら素敵ですね。
少し歳を取ってみたところ、読書量は本当に人を裏切らないことに遅ればせながら気付くことができましたから、是非この柏の葉T-SITEを活用していきたいと思います。

書籍との始まりは漫画であっても良いですし、名著を小脇に掲げる小生意気なポーズであっても全然良いと思います。まずは雑なノックで構いませんから、ともかく読書の扉を叩いて欲しいと思います。中二病と揶揄されようとも「やってみた」ことで見える景色は確実に変わりますし、「続けてみた」ことでできる足跡、読書歴はそれだけで自分を形づくる何かにもなります。

手帳を見返すように、時には読書歴を見返してみてみると、何が自分を形作り、随分と辺鄙な所に辿り着いた理由とこの先の展望が見えてくることもあるでしょう。そのときどきに読書歴のメモ=読書歴ノートをつけておくと、それが思いもせぬオンリーワンの道標になるかもしれませんね。

「エンディングまで泣くんじゃない」
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com

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