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チーバくんの背中を撫でる

My life
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2024.03.17

昨夜の家族団らんの中、翌日の予定が珍しく皆フリーだったことから、思い付きで海にゆくことにする。
東京湾はまあまあ行く機会があっても、太平洋の広さとどこまでも続く砂浜をしばらくの間見ていなかったので行き先を九十九里浜にして朝9時前に出掛けた。

感覚的には遠いと思っていた外房のチーバくんの背中は、いざ車を走らせれば1時間半程であっという間に着く驚きの近さだった。

人出の少ない九十九里浜の砂浜は、ただただ広くその広さに圧倒される一方で、そこに強く吹き付ける南風は、砂浜の砂を巻き上げながら、砂の波となっては砂原を通り過ぎてゆく。見たことのない風の形を見られたのは、貴重で忘れがたい経験になった。

波の音、風の音それくらい。

静かでは無いけど大きなものに包まれるような、すげーしか声の出ないようなチーバくんの背中は、こちらの背筋が伸びるような大自然の畏怖に溢れる場所だった。

サッと行って2時前にはパッと帰って来れたのは、海あり県の良さだなってこともわかったのでまた近く大きな砂場遊びに洒落込みたいところだ。

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