Covid-19の感染者増大防止のための緊急事態宣言が出されてから一夜明けた。
不要不急の外出自粛と自粛による補償、学校の休業をどうするかと行ったあたりがここのところの市内の話題になっていたけれど、今日からはそれに加えてどの店が休中業か営業中かあたりの情報を整理しておく必要がありそうだなと思う。
現時点では、流山市内では3名の感染が発表されているのに加え、市内衣料店で感染の疑いが出て休業している報を妻に聞くとCovidの感染力が他人事ではないものになった実感が涌いてくる。2ヶ月前は画面の中の出来事だったのだから貞子もびっくりの現実だ。
駅までの通勤は平穏に見えて、わずかながらの変化があり、スウェットを着て走る同年代の人や散歩をする夫婦とすれ違うことが増えた。それはまるで土日の朝の空気感みたいだ。
在宅勤務の人の体調維持のためのエア通勤タイムなのだろうか、幸いなことにこの非常時も散歩やジョギングは体調維持のための外出として認められているから、スウェット姿が増えることは休業や自粛の効果の現れと言えるのかもしれない。
どこ行ってもコンクリートという街でもないから、道端にも程々には花も咲いているし、平々凡々を維持するための散歩も大事なこととして心に留めておきたい。
駅前は通勤途中に感じた通りで、土日の人出だった。
朝8時前だったらラッシュアワーで人の群れができていた流山おおたかの森の自由通路が閑散としている光景は、すれ違うスウェット以上にインパクトがあった。
駅前の閑散ぶりはそのままプラットフォームにも続いていた。秋葉原へ向かうつくばエクスプレスは、2005年の開業当初を思い出させる空き具合。秋葉原行きの電車におおたかの森駅からでも座席に空きがある状態に「そりゃそうだよな」と乗り合わせた人たちと無言の相槌を打ちたくなる空気感が流れていた。