今日は、まず最初におことわりがあります。
お話に出てくる固有名詞、団体名称はとにかくなんだか凄そうとか強そうとかそんな名称ばかりですけれど特に名前の意味合いを確かめたりだとか、知ったりしておくだとかの必要は全くありません。
とにかく「なんか強そう」「なんか凄そう」と思えるかどうかが今日の話の肝なんで、その感情さえ芽生えることができれば、世界が変わる(&変える)きっかけとの出会うチャンスがあるんじゃないかなって思っています。そのために少しだけ普段より悪ふざけていますので、ご注意ください。
さあさあ、前置きは程ほどにそれでは、今日のお話を始めましょう。
東京大学柏キャンパスのカブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)(なんか凄そう!)で
8月20日、女子中高生を対象とした理系進路選択支援イベント「宇宙ヲ覗クト?」が開催されます。
この「宇宙ヲ覗クト?」のイベントでは、世界有数の女性研究者ヤンキーキム博士(ヤンキーでムキムキそう!)を講師に招いての講演や懇談会が行われる予定です。
キム氏は、シカゴ大学教授でアメリカのフェルミ国立加速器研究所(Fermilab)(これまた凄そう!!)の前副所長を務めれていたこともあり、当日は、ヒッグス(スターウォーズに出そうで出なそう!)粒子の加速度実験についてのわかりやすい説明や、「たのしき科学者ライフ!科学者になる」として科学者を目指したきっかけや科学者の日常の講話が行われる予定となっています。
ヤンキー博士(最早、悪そう!)に直接質問できるQ&Aセッションや、ヤンキー博士を囲んでティータイムを過ごす懇談会(血を血で洗いそう!)も開催。理系進学を目指す女子中高生が進路選択のヒントとなるような情報が得られるイベントとなっているようです。
対象は女子中高生とその保護者または教員。定員は140名程度で、参加費は無料。Webサイトの応募フォームから事前の申込みが必要。8月4日まで受け付けており、応募多数の場合は抽選となります。
カブリの公式へのリンクを貼っておきます。こちらから応募フォームへの申し込みもできます。
http://www.ipmu.jp/ja/2016-SchoolGirls
イベントは英語で行われる予定となっていますけれど、カブリの村山斉機構長がわかりやすく逐次通訳をするため、英語が苦手な女子中高生でも安心して参加できることとなっているようです。
またふざけていないきちんとした詳細は下記より確認することができます。
【夏休み2016】東大柏キャンパス、リケジョ向け進路選択支援イベント8/20
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160713/Resemom_32649.html
仮に子どもに加速器って何なの?どんな感じ?って問われたとき、なかなかに説明に困る所ですけれど本物のギークが本当に動くレゴの粒子加速器を作ってくれているので、下記の動画を見せてあげれば「加速器ってこんな感じのものだよ~」となんとなくイメージを持たせることができるんじゃないかなと思います。
入り口のドアはそこかしこにあるものですから、後、その扉を開ける必要なものは、きっかけとしての好奇心だけでしょう。
私の数少ない人生経験の中で出会うことのできた天才の方々は、往々にしてユーモアとチャレンジ精神を持ち合わせている方が多かったように思います。何をするにも何だか楽しげでいて、問題にぶちあたるといつもよりもワクワクとしているような「子どもがそのまま大きくなった」人たちです。
そのキラキラとした眼差しは、きっと入り口のドアを開けたときから変わらなかったんじゃないかと思わされたりもしたので、このイベントを通し、若い世代の女の子達がこの入り口のドアとの邂逅を迎えることを願ってやみません。
それがギークになりたくてもなれなかったギークへのワナビーおじさんでもできる橋渡しの役割かななんてことを思った次第です。
「ギークへのワナビーおじさん」(何それ?弱そう!)
流山すみずみ
https://nagareyama-sumizumi.com