「ブラッスリーしんかわ」の魅力

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さて、先日、午前中におすわさまで七五三詣を行った私たちとじじばばの一行は、七五三のお祝いの食事に場所を移します。
今回、「こんな機会でもなければ!」と、祝事の食事の場に選んだのは、前々から一度訪れてみたかった運河にある「Brasserie(ブラッスリー)しんかわ」でした。

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併設する割烹新川と合わせて運河の土手沿いにある旧家の佇まいは、絵になりますね。


お店は、利根運河の目と鼻の先にあり、1890年(明治23年)に竣工した「利根運河」がまだまだ皆に新しい川だと思われていたであろう1892年(明治25年)に「割烹新川」として開業します。
屋号一つからでも利根運河が「新しい川」であった頃の気付きがあり、歴史を偲ばせてくれます。

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利根運河の土手沿いにあるので、お店からの利根運河の眺めも一見の価値があります。

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運河の反対側は、木々に囲まれています。旧館と聞くと構えがちにもなりますけれども、個人的には「田舎のおじいちゃん家」を思い出しました。

敷地のお隣には割烹新川のはなれ「静楽荘」もあります。こちらも雰囲気出てますね。

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ブラッスリーしんかわの入り口をくぐって階段を登り、お部屋に通されると、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような気持ちになります。テーブルと椅子が置かれる洋の部分と

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掛け軸が掛かる和の部分があり、室内は和洋折衷の趣きがありますね。

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子どもたちの健やかな成長を祝い、乾杯します。親としての挨拶をしましたが、身内とはいえ、なんだか少し照れくさくなります。

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七五三の主役 子どもたちには、オムライスのプレートを頂きました。

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大人の料理は基本はコース料理となり、お箸で頂くフランス料理となります。お箸で頂けると、テーブルマナーをそこまで気にしなくて済みますから、室内の雰囲気と合わせ、リラックスしてお料理を頂くことができたのではないかと思います。
他にも魚、肉料理と美味しく頂きました。(お話の盛り上がりもあり、写真を撮り忘れたのもご愛嬌としてください。)

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気付いたときにはもうすっかりデザート。

ブッラスリーしんかわの有名なプリンです。濃いのに甘すぎるということはなく、卵本来のおいしさを味わうことができました。カラメルなども付かないので卵本来の素朴さがよく分かります。

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デザートに加えてお店から、嬉しいサプライズで娘たちに「七五三のお祝い」を頂くこともできました。予約時に「七五三祝いの会食で」と話はしていましたが、まさかサプライズを頂けるとは思わなかったので本当に嬉しかったです。

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最後にコーヒーを頂き、名残惜しくも七五三のお祝いもお仕舞いです。
ブラッスリーしんかわでのお食事は、子どもの頃におじいちゃんに行ったときと同じものを感じるところが多々ありました。
言葉にするならば、「でかくて、ぼろくて、あったかい」と言ったところでしょうか。

ノスタルジーな景観、素朴でまっすぐな料理、飾らないけれども温かいサービスには、本当に感謝するばかりで、七五三の良い思い出を作ることができました。
予約で人数も8人と多く、個室の1テーブルでお料理を頂けたこともあり、家族みんながおじいちゃん家に集まって談笑する「お正月やお盆」のような空気感で、ゆったりとくつろぐことができました。
また何かのお祝い事があったら、「運河のおじいちゃん家」ことブラッスリーしんかわに再びお邪魔したいですね。

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