ここ2年程、普段飲むコーヒー時のコーヒー豆をコストコで売っているHouse Blendにしています。
コストコのオンラインショップ価格で1678円(税込)で店頭でもだいたい同じくらいの価格で販売されているコーヒー豆になります。スターバックスで豆のローストが行われている点に特徴がありますけれども、コストコのプライベートブランド「カークランドシグネイチャー」の製品ということもあり、金額は比較的抑えらえている印象があります。
g単価で考えてみると
(コストコハウスブレンド)
1678円/907g=1.85円/g
(マイルドカルディ)
496円/200g =2.48円/g
ざっくり計算で見ると、普段飲みのコーヒーで人気のあるカルディのマイルドカルディよりも割安感があるのもわかるかと思います。
ただコストコのハウスブレンドは粉ではなく豆の状態での販売となりますから豆からコーヒーを挽く時間が別途かかってきます。この辺りは豆を挽く時間を手間と見るかお楽しみと捉えるかで満足度も変わってくるので一概に良し悪しを言いづらいところもありますね。
ただ個人的にはコーヒーミルや軽量スプーン、豆をしまっておくキャニスターやらを買い集めるのも実はそれなりに楽しく、毎週週末に決まって約15分、1週間分の豆をぐるぐるとミルを回す時間もまた手間暇かけてる感があって良いものだと感じています。
こればかりは、手間暇かけたカレーが美味しく感じるのと同じ論理でコーヒーもまた美味しくなるという心理的な部分が大きいでしょうけれども、1週間程度の必要量を豆から挽くので粉買いに比べていくらか鮮度をキープできるという側面もあるかもしれないですね。
肝心のハウスブレンドの味については、コクと苦さが強めに出ているので深煎りが好きな方にはおすすめできるものです。あっさりではないコクにビターチョコレートのような苦さとアロマが感じられます。適度に複雑さを感じさせるコクとほのかに乗るオイルに何を感じるかは人それぞれ違って良いところですから、おうちで美味しいコーヒータイムを過ごしながらこの味は何っぽいかを考えてみるのもよい時間の過ごし方になるでしょう。一定水準は軽くクリアしていますので、コンビニやチェーン店のコーヒーと肩を並べる線はいってるんじゃないかと思います。
通常の大さじ2杯(10g)で180mlのコーヒーを作っても濃いめの味が出ますので、ミルクを入れてカフェオレとして頂くのにも向いていますし、少し量を減らして好みの濃さにするのもありです。デイリー飲みのコーヒーとしては、豆の消費量少なめの運用もできますのでこのあたり「濃いめは正義」なのかもしれません。