流山おおたかの森SCができるまでこの街の大型商業施設の顔と言えば長らく「イトーヨーカドー流山店」が占めてきました。
ここ最近は、流山新市街地こと流山おおたかの森に市の商圏の中心も移り、主役の座を受け渡して久しいですけれど、つくばエクスプレスが開通する前は、流鉄平和台駅前のイトーヨーカドー流山店がこの街唯一の大型商業施設として栄華を誇った時代もままあったわけです。
今もなおいぶし銀のような魅力を鈍く放ちながら、地方都市の大型スーパーの雰囲気を地で行くこの店のファンは私を含め多いことでしょう。
主役の座を受け渡しつつある中でも、近くにイトーヨーカドーがあるというのは中々に便利なもので、変わらぬ空気を楽しみに訪れていた折、この前訪れるとこの店にも改装という変化の波が訪れていました。
キャンドゥとTaitoがリニューアルして2/22オープン
注目は3階のテナント、キャンドゥとTaitoと多慶屋書店のリニューアルです。
特にキャンドゥにおいては、ダイソー、セリアが幅を利かす近隣の100円ショップ中でも、知る限りここイトーヨーカドー流山店くらにしかないので、意外と重宝しています。
商品の品ぞろえで独自の道をいくキャンドゥには、下記の記事のお風呂クレヨンが置いてあることもあり、裸の画伯たちのためのクレヨンが切れたころにちょいちょい買いに行ったりもしていました。
Taitoのいわゆるゲーセンも一旦リニューアルのため休業中となっています。書店の多慶屋書店も同じくリニューアルで現在の3Fから1Fへ移転となります。というわけで3Fに足を運ぶ理由の十中八九のテナントがリニューアルのために休業中ということもあって、足を運ぶ人は少なく、フロア全体がらんどうとしていました。
店内は改装しながら営業中なので少しシュールな感じ
店内は改装しながらの営業中となっていることから、ちょっとしたシュールな光景を目にすることができました。
売り場のものがちょいちょい端折られていることから、ランドセルが黄色と水色だけ置いてあったりとなかなか夢に出そうな感じでした。
手を入れて長く愛されますように
お店が老朽化してくれば、手を入れて少し若返りを図る。なんでもかんでも潰して新しくすることができなくなってきた時代だからでしょうか、こうして商業施設も少しづつ手を入れて賑わいを取り戻そうとする動きを持つことは重要なことのように思われます。
近隣ですと、ららぽーと柏の葉の大型リニューアルが漏れ聞こえてくるところでもありますけれども、割と古くからのお店も、どっこいこうして元気に生きているということを知って頂けたらと思います。
見た目は古くとも、中身はイトーヨーカドーですから、各種セブンプレミアム商品を手に入れるのには引き続き重宝しそうです。特に食品以外の雑貨や服飾のセブンプレミアム製品を手に入れようとすると、流山店が一番近いのですから長くお店が続くことを祈るばかりです。