先週の土曜日11/11に八木北小学校の学校開放日としてわくわく発表会と八木北小バザーが開催されました。
開校140周年を迎え市内では伝統校の一つにも数えられる八木北小学校の魅力は以前にも記事にした通り、安らかな落ち着きとなるでしょうか。
声高に何かを叫ぶ事は少なく、父母含めSNSの利用にもいい意味で疎いことは、都会の喧騒、ざわつきからも離れた郊外暮らしの伸びやかさ静けさにもつながっていることでしょう。
当日は、小春日和のうららかな土曜日とあって、キラキラとした子供たちの笑みに溢れた絶好のバザー日和となり、バザーの出店の中には、カスミ流山おおたかの森店もあり、最早おおたかの森で知らぬ人はいないのではないかという位の有名人「カスミの店長さん」もいらしていました。
いつもながらの元気で気持ちのいいおじさんぶりは、バザーの賑わいに華を添え、いい味を出していました。
バザーでは体育館でカスミの出張販売をして頂けたこともあり、おにぎり、ポテト、チキン、焼きそば等々、小学生とその父母の胃袋を十分に満たせてもらえたこと、一胃袋として感謝しています。
当日はわくわく発表会として各学年の歌や演奏の出し物があり、日頃の練習の成果が発表されました。その会の冒頭の校長先生のお話の中に気になっていた八木北小学校の今後の改修の話がありましたので少し触れておきたいと思います。
今後は、小山小学校との学区の入れ替え等もあり、八木北小学校自体、1000人規模の生徒数になるとのことでした。教室が足りなくなる懸念について流山市から計画として挙げられていた校舎の改修、増築についても取り上げられました。
改修の概要は、老朽化した今のプールを潰し、そのプール敷地に管理棟を増築し屋上にプールを設置するという事でした。
現状のプールは老朽化もしており、動線的にもプールに着くまでに児童の足が汚れてしまう(娘談)という問題がありましたのでこうした問題も解決が見込めます。
また他の校舎もリニューアルとして手入れをしていくとの事ではあるものの、「人が増えても八木北小は今まで通り変わらないですよ」と念押しされていたあたり、校長先生はこの学校の魅力が何かをよく分かられている印象を持ちました。
それなりに広いグランドや八木北小の特色の一つでもある一年生専用の庭を潰すことなくプール敷地の縦方向への有効活用とはうまいことを考えたものだと私を含め保護者たちの反応も上々で、校舎が建とうとも人が増えようとも、変わらない良さは保たれる安心感に包まれました。
八木北小の児童生活の中には、放課後に近所の公園(美田2号公園)に集まることを約束して一度家に帰ってランドセルを置き、また公園に集まって皆で遊ぶいった私たち親世代が体験したような古き良き放課後文化が残っていたりもします。
夕焼けのオレンジに愛された子どもたちの笑みは、家族の暮らしぶりを豊かにしてくれることでしょう。得るべき知識は早くに得たいと塾や習い事に励ましてしまうのもまた親心ではありますけれども、毎日が楽しいものだと気づかせてあげられる恵みある環境もまた、甲乙つけがたい大事なものでしょう。
教育や学区の問題はことホットな話題となり、心持ちがざわつくこともあります。児童が増えようともまた大きな声にかき消されそうになったとしても、気をたしかに八木北小のこの静かで確かな満足が続くよう私のできることを続けていこうと思います。
2017年12月24日追記
完成パースイメージが流山市より公開されました。
(流山市よりより引用)