パジャマ着てもう寝よか

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子どもの頃、夜がやってくれば母親の「ごはんができたよ」の声を合図に夕食を食べて、お風呂に入って、パジャマに着替えて、歯磨きして遅くとも9時過ぎには寝るような生活をしていました。

大人になった今、ドリフターズに一つ一つを指さし確認されそうなこのルーティンを実行しようものなら、9時頃までには到底できそうにありません。

いいところ日をまたぐかどうかくらいまでの時間が必要になるでしょうか。ここ最近はどうにも忙しく、そもそも平日家に帰ってくる時間がそもそも9時-10時頃というのが日常にもなってしまっています。

「せーの 今日、何時に帰ってくるの?」と娘たちが声をそろえて送ってきてくれる無邪気なボイスメッセージのLINEにバツの悪い返事をするのが新しいルーティンになりそうな昨今、「これそのまま続けたらアカんやつや!」と思わされっぱなしです。

気持ち良い返事が返せないまま数年経とうものなら家庭内での不在が定位置になってしまう背中が煤けてきそうです。

「この時代、家族全員が揃って夕食を食べている家族はどのくらいいるものなんだろう?」と浮き世を思い浮かべながら、眼前の現実を考えてみます。

浮き世で言えば、ワークライフバランスの名のもとに労働環境には、確かに改善の兆しが見られつつあります。能力が高く囲い込みたい上流の労働力にはあらかたその考えが巡り、程々の能力の中流から履いて捨てる程いる庶民の労働力レベルの層にも勤める会社によってはちらほらと街灯のようにその仄暗さを照らすようにもなってきています。

しかしながら眼前の現実には、その兆しは「死ぬまで働いてくれるな(労災的に)」のレベルでしか下りてきてませんから、前途は多難そうです。

時間的なプライベートを取ってすべてを9時までに行うことは難しさのあるところですから、最近はせめて心象的なワークライフバランスの取り方の一対策として「パジャマを着たらプライベート」というルーティンを入れることにしています。

 

青パジャマ

 

 

水玉パジャマ

パジャマはG.Uで売ってる安物で充分。2000円くらいで売ってます。

要はパジャマを着たらプライベートというスイッチを入れるという「パジャマのコスプレ」、「夜の制服」のようなものです。

発想で言えばスーツ着たら仕事モードと同じやつです。

スウェットよりも効果が高そうなのは、有りし日の子どもの頃、パジャマを着て眠る幸せなルーティンを経験したからでしょうね。

スウェットやフリースやTシャツ短パンで寝るようになった思春期から久方ぶりのパジャマ就寝になりましたけれども気分的に効果は上々です。

バランスの取り方はちょっとした工夫からでも。昔に戻ってパジャマ着て今日は寝てみませんか。

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