流山市内は、だいたいが平地で地形的にはあまり高低差がありません。市内に山は無く大体が平坦で暮らしやすい地形ですけれども大昔の江戸川の流れを彷彿とさせる河岸段丘面には市内でも高低差さを感じる傾斜が残っています。
市内の南北を流れる江戸川に並行するように川から約1km東側の河岸段丘面には、ちょうど流山ICや、流山市役所なんかがありますから、「あの辺りのの坂かー」となんとなくイメージが沸くでしょうか。
斜面は開発しづらいという大人の事情もあってか、この河岸段丘面は比較的流山の里山や自然の風景が今も色濃く残っているように感じます。私の趣味のジョギングでこの辺りの斜面を攻めている中、今日は行きたくなる「流山一の激坂」を紹介したいと思います。
竹林に囲まれた中、冬牡丹の花が道を埋める植物の美しさ、この雰囲気。控えめにいっても最高です。
その傾斜故また道幅故、車は通ることができず人二人が並んで通ることができるかどうかといった幅しかありません。
傾斜が高いところは階段と坂道で分岐します。この坂、傾斜のヤバさも最高です。登りは「よっこらしょ」の声が出ますし、下りは間違いなくつま先がつんのめります。階段で登るレベルの傾斜があるといったらわかりやすいでしょうか。つんのめり具合に思わず笑みがこぼれること請け合いです。
坂の上から見るとこんな感じ。素晴らしいのはその傾斜もさることながら頂上に向かって緩やかなカーブを描くところも最高です。
あとヤバいのはこの傾斜この道幅この自然でありながら「通学路」であるということ。さぞ足腰の強い児童となることでしょう。
坂を上った先には熊野神社がありますから、是非お参りをおすすめします。
さらにこの坂を上り切った先にはご褒美があります。
春の訪れはもうすぐ。私の訪れた先週末の土日はまだ花開く前でしたけれども、あと1週間もすれば流山フォトコンテストに出しても恥ずかしくない絶好の花とTXが彩られれる流山写真が撮れることでしょう。
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参考