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2024.12.21
年の瀬が着々と近づいた晴天の日、流山おおたかの森から大堀川沿いに沿って手賀大橋まで往復のランに出かけてきました。
走行距離はハーフマラソン超えの23.1kmで休憩を含めて2時間半程で、手賀沼にはランツーリズムらしいお楽しみがあります。
そんな今日のランのお目当ては、手賀沼公園のベンチから眺める手賀沼の湖面の揺らめきで、しばしの間湖畔に腰掛けながら、湖畔に降り注いだ陽射しが湖面に反射してキラキラと煌めく様子を眺めていました。







12月の寒さを忘れる程の暖かさを乗せた強い南風を受けながら、ゆったりとした気分で足を休めていると心も体も弛緩してきて、身近なところにこれほどに美しい光景が広がっていることを改めて思い知ります。
もちろん自力で走ってくるからこそより美しく感じられる自力登山的達成感があることは否めませんが、それを差し置いてもなお手賀沼周辺の湖畔の光景は、白樺派の先人たちが愛してきたように魅力的です。
海程に雄大で無ければ、川程に細長くも無ければ土手もなく、平野のど真ん中の巨大な水たまりを田畑が囲む手賀沼の風景は思えば、珍しいものなのかもしれません。
葉を散らす強い風すらも、その場に居合わせた人へのごほうびのようでいて、くまのプーさんよろしく「風の強い日、おめでとう。」と言いたくなるようなそんなランナー冥利につきる好日でした。
