千葉の片田舎住みのもので

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2024.12.10

JR青梅線に乗ってひと仕事をこなす。元飛行機工場をショッピングセンターにした住み心地の良さそうな昭島駅前の充実ぶりは、来るたびに地元の街、流山おおたかの森にも通じるような親しみを感じるものだった。

夕刻より、会社の歳末年忘れ飲み会に参加して親睦を深める。

一軒目、二軒目と会が進めば、笑い話とともに酒量は増え、そして終電は差し迫っていく。深まる夜の三軒目のお声掛けに、「千葉県の片田舎に住んでいるもので。」とお決まりの千葉の遠方住みPRで何とか街に放ってもらう。

最近、世に知れた知名度と駅前の発展のおかげでこの手もそろそろ通じないかなと思いつつ、帰宅はしっかり午前様なのだから何のことはない。駅前は充実すれどもしっかり千葉の遠方住みなのだなと湯船で冷えた体を温めながら、ひとり笑う。

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