2024.11.28
小学生の頃、身体測定の度に背が伸びて、体重が増えていくことを自分が少なからず成長していることに安心したものだ。
久しぶりに合うおじさんは、スイッチを押したように大きくなったねとばかり言うのだけれど自分がおじさんとなった今となっては、その気持ちもよく分かる。その言葉には、「この前、産まれたばかりだと思ったら」の枕詞が付くもので、細かい何cm、何kgなんて分からないのだったのだしね。
そんな今日は1年ぶりの健康診断で人間ドックであれこれを見てもらう。
身長は現状維持で体重はダイエットの甲斐あってまあまあというところだった。 小学生が身長、体重に一喜一憂したように、今となっては血圧の数値や、経過観察の経過具合に興味関心は移り、ウミガメの産卵のような胃カメラ体験アクティビティがメインイベントになったのには、在りし日からの時の流れを感じる。
当然とも言いたくは無いけれど何も無いことはなく、何かあるのがベースもなるので、「この先、生きていくばかり。」の決意を新たにし、「何があろうとも」の枕詞を付けて通知表のような検診結果を待つこととする。