2024.10.26
南流山駅前で開催されたみなみな箱市に足を運び、旧友や新しい出会い街行く人を眺めていました。
所狭しと広げられた書籍一冊一冊の本が並ぶ姿は、まるでステージに飾られたパッチワークのようでいて、濃淡を織り混ぜたラインナップからは、店主のおすすめから一冊の本に出会うべくして出会う可能性に満ち溢れていました。
人のおすすめから本を買うという経験は、知らない作家の知らない作品の扉をトントンと気軽にノックさせてくれる一期一会の縁のようなものがあるのでしょう。
南流山の駅前には、この日確かに賑わいが生まれ、道ゆく人はその新たな彩りを楽しまれていたように思います。
願わくばその縁が長く続きますように。