2024.07.04
先々の不安や杞憂といったものは、入念な準備があれば大部分は霧散し、そして手足を動かした分だけ展望へと変わっていく。
MTGのための事前MTGなるものを開催する時、事前資料を作成する時、出張の準備をする時、本番当日のリアルを少しでも良いものしようとする願いが段取りとよばれるものの本質だと思うことが最近は増えている。資料の粗もハンカチをポケットに入れ忘れることもまだまだで、一方で物忘れも増えていく。
それでも手を尽くした資料作成や、鞄に忍ばせたサブハンカチ、膨大な手記と写真の記録は、段取りとして来たる日を迎えた後は、展望を可能とするための財産になっていく。