2024.06.08
白色のアジサイ、アナベルが庭先を白く染める。
ガーデニングの醍醐味は、手間を掛けてそれらの手入れをするところにあるので水やりや草取りの時間は、とても心地が良いひとときになる。
花びらに水滴の乗った晴れの日の写真は、手間暇が掛かっていることを示す分かりやすいサインだし、雑草が少なく、適切に剪定された具合のいい樹高の木々のある庭を見るとそこに掛けられた視線の長さにも思い至ることが最近は増えた。目には見えづらい長く掛かった時間は、その全てが今に結実しているものだろう。
だとするとガーデニングに限らず手間暇を想像するということは、今に至るまでのありがたみを感じる隠し味のようなものなのかもしれない。