2024.02.08
ゴツゴツとした山肌を思わせるキャンパスに一筆でそそり立つ岩山を描く。さらには東の空に太陽が昇るイメージで丸を加える。
それは私が家を出る頃のお日様の高さのようでもあって、朝の訪れと出発の時が近いこと、そして今日が木曜日だということを告げている。
書き上げた作品をを片手に抱え、「行ってきまーす。じゃあねー。」と声を掛ければ「じゃあたのんだー。」の言葉が返ってくる。
作品を大事に届けるという頼まれごとはしっかりこなさいといけない。そう意を決して、玄関のドアを開けて出掛けの一歩を踏む。
さあ今日が始まる。
駅までの道は、いつもより遠回りだが頑張ろう。
お届け物があるのだもの。 ペットボトルのゴミの日だもの。