2024.02.10
今年2回目の雪が降り積もる。
朝、雪かきを終えて散歩がてら寄った近所の公園には、雪だるまになったもの、ならなかったもの、雪だるまのような何かが立ち並び、抽象的なオブジェが箱根彫刻の森美術館のような佇まいを見せていた。
いくつになっても新雪を踏むモキュッとした足裏の感触は心地が良く、白紙のキャンパスを思わせる雪に染まった広場は、これからまだまだオブジェを生み出さんばかりの可能性が溢れているようだった。
朝の登校時間が遅くなったこともあり、これはチャンスとばかりにソリを引きずる子どもを見かけたから、オブジェの数はまだまだ増えるだろうし、かまくらもひとつくらいは完成するだろう。
積雪の日の朝は、そんな子どもを見かける楽しみがある。