週末金曜日に押上の駅を降りてソラカラちゃんにご挨拶してきました。スカイツリータウンをゆく海外からの旅行者は随分と増え、在りし日の賑わいを取り戻し始めていて、COVID-19は「with」の時代に入った節目を肌で感じられました。
地上に出て見上げるスカイツリーの大きさは相変わらず巨大で見上げれば「でっか!」と感嘆符みたいな一言が出てきます。
人気のスポットですから、皆が思い思いにスカイツリーを見上げて撮りゆく様は見ていてなんだか面白かったです。そういえばスカイツリーを撮る人を撮る写真集なんてありましたね。
被写体としてのスカイツリーは、東京中の建造物の中でもトップランクに人気があってインスタを始め様々な写真が世界中でアップされています。そのため膨大な写真を目の前にすると正直なところ「同じような写真で見飽きたかしらね。」と十把一絡げにしてしまいそうにもなります。
しかしながらこの地に立って見上げた漏れ出た「でっか!」が私のその瞬間のものだったことを思うと、一枚一枚の写真もまた同じようにその瞬間を切り取ったものだったことに想い至ります。どんな写真にもその写真が生まれた瞬間があり、それが記録として残っているということはとても尊いことですよね。
写真を表面的な良し悪しだけで判断せず、そこに乗せられた瞬間にもできるだけ気付けるようにありたいものです。
そう思って撮った1枚は、手前味噌ですけれども中々樣になったように思います。どうでしょうか。