セントラルパークがいて自由の女神がいるのがNYであるならば、流山もまたNYです。
つくばエクスプレスの駅名に冠する「流山セントラルパーク」の存在は、そのセントラルパークが実際には実在せず、最寄りの公園の本当の名が流山市総合運動公園である衝撃の事実をもって高輪ゲートウェイと名実伴わない世紀のダサ駅名抗争を繰り広げて久しいものです。
市民の私もこの名前にはずいぶんと見慣れ、ダサさを通り越した愛着すら感じるようになりつつあるのですけれどもふとした瞬間に「セントラルパーク」の字面の強さに見悶えてしまうときがあります。
NY(New York)にかこつけたNY(Nagare Yama)だからっておいおい正気かい?と思っていたのですけれども、そういえばこの街には自由の女神も実在する事をすっかり忘れていました。
確かにいる。2階にいる
セントラルパークがあって自由の女神がいる事実にNYを疑う余地はなく、なるほどここは確かにNY(NagareYama)なのだと納得する。
その時芽生えるものが恥ずかしさであれなんであれ、NYはNYなのです。