週末土曜日、無性にギョーザが食べたくなる時があります。あれは一体何なんでしょう。
週末の解放感か、口臭をさほど気にしなくても良いからなのか、はたまたビールを飲みたいからなのか、まあ思いを巡らせたところで決定打は無く、ただひたすらに「ギョーザが食べたい!」そんな気持ちになる時があります。
面白い事に、誰かが夕食にギョーザを選んだりしようものなら、同じように地元の友人、知人が夕食のメニューをギョーザにしてしまうこともあるから不思議なものです。ギョーザ食べたいオーラのようなものは、きっと他のメニューに比べて伝播しやすいのかもしれませんね。
家族で協力しながらギョーザの餡を練り、思い思いギョーザの皮を包むのも楽しい料理の時間となるでしょうし、昨今はコストコの冷凍餃子の「餃子計画 生餃子」や各種冷凍食品のギョーザのクオリティも上がってお手軽に美味しい餃子を頂くこともできるようになりました。
また地元に目を向ければ、流山おおたかの森駅のお隣豊四季駅から徒歩5分程のところに、地元に愛される老舗のギョーザ専門店「ギョーザショップ」もありますから、是非一度その味を試していただけたらと思います。
こちらのギョーザショップでは、店内で作られ冷凍して販売される冷凍餃子を販売するスタイルのお店となっています。
今年でちょうど33年目を迎えたということで老舗の域へと片足を突っ込み始めていますけれども、こちらのギョーザショップの餃子を食べたことのある方は、結構な確率でリピーターになってしまう印象があります。
価格帯はギョーザ30個が1,080円 50個で1,620円と1個あたり30円位とリーズナブルな価格設定になっています。ギョーザはニンニク入りのものとニンニク不使用のさっぱり餃子もメニューにありますし、他にもシューマイや春巻、メガギョーザ等もメニューにあります。
このメニューよく見るとおかげさまで33年目!の記載の所、小さく修正液で消されて上書きされています。きっと32年目も使ったんだろうなーという物持ちの良さをそこはかとなく感じる瞬間です。こういうの修正を見ると2年生が3年生になるときお母さんに無理やり2⇒3化された淡い記憶が蘇ります。
ちなみに現在餃子-ショップではこの33周年を祝して、ギョーザショップで餃子を買うと記念クーポンがもらえて次回以降気持ちばかりの割引として使うことができます。こうしたちょっとした仕組みで地道にその味のファンを増やしているのだと思うと頭が下がりますね。
冷凍とはいえ、調理方法についての紙を頂けるので調理の手間はそれほど時間もかかりません。
フライパンに水を入れて蒸し焼きにしたのちに焼き目を付けるために焼くという格好で調理全体では10-15分程の時間で出来上がりとなります。
餃子そのものの味については、餡はにんにくが強めに効いていてそれがまたもちもちの皮に包まれていることもあって非常に食べやすいです。
食べ始めたら止まらなくなってしまいますし、その間は「今俺、ギョーザ食ってる!」という幸せな満足感に包まれること請け合いです。
シンプルで力強い餃子の味を口に広がれば、またビールも進むことでしょうし、完成されたB級としての矜持を感じさせるパワフルさワイルドさは、店構えを裏切る程に美味しいものです。近辺の餃子では方向性は違えどホワイト餃子級に美味しいのではないかと思います。
お店は日曜定休となっていますので、週末トライする方は今度の土曜日是非来訪してみてください。
お店の地図はこちらより。
駐車しづらい立地となりますので、車の方は近くのコインパーキングに止めるなどご配慮を。お腹空かせるがてらおおたかの森から歩きや自転車で行けばよい腹減らしになる距離でしょう。