今年も残すところ後わずか、12月は週末にポイントを絞って少しずつ大掃除をしています。
キッチン周り、バス周り、窓回り等にポイントを絞ることで、一日でいっぺんに大掃除をするのと比べて「今日はここまで」と線引きすることができますから、短時間に集中して掃除ができるのがメリットとも言えます。
照明周りのお掃除をする中で、照明に付いた埃を拭き取り、綺麗になった!と掃除の達成感と満足感に浸る中、ふと磨き終わった電球を目にするとフィラメントと「40W」の表記。
そういえば、取替えするすると思いつつ、ずっと躊躇していた白熱電球からLED電球へ取替えが済んでいないままになっていることに気付いてしまいました。
そこで今日はLED電球導入記です。
電球を買いになぜ電気屋ではなく、IKEAに行くのか?その理由はIKEAのLEDの驚異的コストパフォーマンスにあります。今日は、導入コストとランニングコスト合わせ最強とも言えるIKEAのLED電球の導入記です。
流山から新三郷のIKEA含むショッピングエリアまでの近道がわかってから、以前より新三郷を身近に感じられるようになりました。思い立った時に即行動に移せる距離と言ったらいいでしょうか。まさにこういうときにありがたいものです。
さてなぜLED電球を買いになぜIKEAなのか?その一番の理由は冒頭でも述べたように、その驚異的なコストパフォーマンスにあります。
国内メーカー品で2個で2,000円前後するLED電球がイケアではなんと2個で599円(特価だと479円!!)で販売されています。
パナソニック LED電球 一般電球タイプ 広配光タイプ 6.6W (電球色相当) E26口金 電球40W形相当 485 lm LDA7LGK40W
売り上げランキング: 72
AMAZONで2個2,050円で販売されているLED電球。数年前は1個でも2,000円はしたのですから、ここ最近の価格低下スピードは一消費者の私たちには嬉しいですね。正直に言ってこの価格でも十分に安いと思います。
しかしさらにその上を行くのがIKEA
LED電球が2個で599円(特価だと479円 1個当たり239.5円)最早、白熱電球並みの価格になっています。
電球→蛍光灯型電球→LED型電球と電球の消費電力はここ10年で格段に低く(反面、販売価格は高く)なりましたが、たまにこうした常識を覆すブレイクスルーがあったりしてあっと驚くことがあります。
上記のパナソニックとイケアのLED電球の性能を比べてみました。
パナソニック(左) イケア(右)
明るさ
485lm 400lm
どちらも40W相当として販売されていますが、lm(ルーメン)は、パナソニックのほうがイケアの1.2倍明るいですね。
消費電力
6.6w 6.3w
消費電力は同等ですね。これを踏まえて年間のランニングコストを計算すると
ランニングコスト
6.6w×2000h(時間)×26円/kwh=343.2円 パナソニック
6.3w×2000h(時間)×26円/kwh=327.6円 イケア
その差は343.2-327.6=15.6円イケアが安いこととなります。
※1日5.5時間の利用として年間使用時間を2000時間として算定。kwh単価は東京電力電灯料金より引用 ランニングコストは1ヶ所当たり
定格時間 40,000時間 15,000時間
パナソニックの定格時間はイケアの約2.7倍
年間2,000時間利用でパナソニックは20年、イケアは7.5年持つ計算。
価格 2,050円 599円 (2個当たり)
パナソニックの価格はイケアの3.42倍
※パナソニックはamazonでの販売価格、イケアは通常時の価格にて計算(特価時は479円のため、特価時換算だと4.28倍)
大きく異なるのは、定格時間と価格でしょうか。定格時間差と価格差を比べると価格差のほうが開いているのでイケアの方がお得と言えます。但し明るさにも差があります。ともに40W相当として販売されているものの、ルーメン(lm)表記では差があり、この点はパナソニックの方が明るいですね。
トイレや洗面所で電球1つでの利用の場面では、同等の電球よりわずかに暗さを感じることがあるかもしれません。ただ複数利用の場面ではその差はほとんどわからないというのが実感です。
これを踏まえて導入コストとランニングコストを使用年数で割った数値を出してみます。
1箇所当たりの年間コストは購入金額の電球を寿命まで使う(=償却する)場合の1年当りの減価償却費+ランニングコストとします。
パナソニック
2,050円(導入コスト)÷20(年で償却)÷2(個)=51.3円(1年当りの減価償却費)
343.2円(1年当たりの光熱費=ランニングコスト)
51.3+343.2=394.5円(1箇所当たりの年間コスト)
イケア
599円(導入コスト)÷7.5(年で償却)÷2(個)=39.9円(1年当りの減価償却費)
327.6円(1年当たりの光熱費=ランニングコスト)
39.9円+327.6円=367.5円(1箇所当たりの年間コスト)
特価の場合は359.5円
ちなみに白熱電球の年間のランニングコストが40wで1箇所当たり約2,100円ですから、白熱電球をからイケアのLED電球に切り換えた場合、導入コスト分含め1年目に元を取ることができます。(パナソニックの場合は2年目で元をとる形になります。)
今後の技術革新でLED電球はさらに低価格化が進むとすると、約7.5年後に来るIKEAのLEDの寿命の際に買い換えることで、結果的にパナソニック製のLEDよりもさらにコストパフォーマンスは高まると考えられます。
COP21の目標実現を始め、エコロジー(環境性)を考えた消費をしていきたいものの、もう一つのエコ=エコノミー(経済性)が伴わないとその実現は難しいと思います。今回のIKEAの電球一つとっても、今まではなかなか難しかった両方のエコを実現する手段やモノが出始めていますから、エコとエコを両立する面白いものをみつけたらまた紹介して行きたいと思います。