流山IC近隣の新川耕地に大規模な物流施設の計画の記事が出ましたね。
GLP、流山に国内最大32万m2の物流施設を計画
http://www.logi-today.com/196529
流山インター付近、新川耕地の広大な土地は、前々から色々と開発のターゲットとされてきた背景があります。
10年程前には流山にムツゴロウ王国ができそうだった事もありましたから、大規模な物流施設としての開発は、市の発展、雇用の確保など恩恵を受ける面が、多々ありそうですね。
それにしても延床面積で32万㎡というと超巨大施設ですね。
延床39万㎡のイオンレイクタウン並の規模の物流施設がですから大型建築物好きには、それはそれで楽しみですが、一方で、江戸川沿いの自然、環境負荷に対しての心配もあります。
今回の計画地の目と鼻の先には、夏にはホタルも見られる流山ホタル野の田んぼがあります。夏の夜にホタルを楽しめる街なんてなかなかないですし、このホタル流山の魅力の一つですから、今後もホタルが見続けられるような配慮ある開発をすすめて頂ければと思います。
今回のプレスリリースから一部引用すると、
流山市が掲げる「都心から一番近い森のまち」と協調し、環境配慮、地域調和を目指し、約29,000㎡の緑化計画、公開緑地、歴史的な地域遺産の継承など物流施設の社会的役割を追求しました。
とあり、環境に対しても一定の配慮はなされているようです。
舵取りは難しいと思いますが、ホタルを守りながら、大規模な開発を成功させる共存共栄ができると良いですね。
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ国内最大規模の大型物流施設「GLP流山I、II、III」3棟を開発生産から配送まで含めたサプライチェーンの統合を目指す