2024.07.25
いつも通り出掛けたつもりが、お仕事用スマホを忘れていた事に南流山駅に着いて気付く。
財布を忘れたって1日を暮らすことが苦ではなくなった一方、スマホが無いと仕事にならないものだから、我が身の鳥頭ぶりに頭をかいて引き返す。
自宅に戻り無事にポケットにお目当てを忍ばせて、二丁拳銃ならぬ二丁スマホをアセンブルして、ループものの主人公のような既視感を湧き上がる汗とともに塩味として味わいながら、本日2度目の最寄り駅へと辿り着く。
電車が来るまでの3分間、スマホは忘れてもカメラは忘れなかったので人の少ないプラットフォームの写真を数枚残し、 3番線からやってきた電車は街の方へ、都心の真ん中まで私を運ぶ。このスピードからして、今日を超えればどこまで響くだろうか。そんな昔の歌を口ずさみながら、遅れた一日が始まる。