2022年11月12日、流山総合運動公園のピクニック広場にて「公園で小さな秋を見つけよう」が開催されました。
当日は小春日和に恵まれてたくさんの来場者のある中、流山を中心とした出店者の方々が常々思い描いていた様々な「○○やってみたい」思いが「○○やってみた」形として実を結ぶ場ともなりました。
「市民のやってみたい」を実践してみる実証実験とは
流山市とmachiminは都市公園における「公園をまちのお庭に」に関する協定を結び、市民参加による公園活用や可能性について情報収集し、今後のパークマネジメントを検討しています。同協定に基づき開催している「公園会議」に参加した市民から出た、市総合運動公園でやってみたいことを具現した実験です。
広報ながれやまより引用
当日の流山プレーパーク、パブリックピアノ、ミニマルシェ、図書コーナー、ワイン講座等の一つ一つの企画・イベントがやってみたい思いが形になったものですから、流山というの街の勢いの源泉に触れることができたように思います。
かいつかの焼き芋や、地元流山の野菜のマルシェ、ロスフラワーの販売等の大人が喜ぶ出店もあれば、流山プレーパークによる消防車への落書き等子どもが喜ぶイベントもあり、ゆとりある公園の敷地内で思い思いの秋の一日を楽しむことができました。
公園のピクニック気分と相まって、レジャーシートを広げて楽しむ様子は、和やかなムードに包まれていていつまでも見ていたい光景だったように思います。
ピクニック広場の真ん中あたりにある大きな木のそばでは、木の下ピアノというパブリックピアノのイベントが行われ、自由にピアノを弾いて楽しんだり、楽器や歌声による合唱があったりと緩やかなピクニックの場にBGMで花を添えていました。
それを遠目に見て聴いて、たまに空を見上げたり公園の木々の紅葉に目をやったりを何度か繰り返して時間が過ぎていく。そういうのんびりとした時間の経ち方をするイベントでした。
また木のそばでは、かくれんぼが始まったり、落ち葉拾いが始まったりと子どもたちの遊びが入ってもいい余白があり、楽しげな声がたえず響いていたことも公園ならではの光景でした。
流山総合運動公園のトーテムポールたちもきっと目を細めてこの秋の日を見届けてくれたことでしょう。
公園には笑い声が似合うと思ったそんな秋の好日でした。