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高速バス 東京駅~柏の葉・流山おおたかの森線に乗ってみた。

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初物のありがたみあるよね。

初物七十五日ということわざがあるように昔から初物を頂くと七十五日寿命が延びるご利益があると謳われてきました。旬のものを頂けば心に健やかなときめきが満たされて生活のより良い刺激になるという云われは、現在でも連綿と受け継がれミーハーという流行り好きを表す言葉にも宿っているとも言えるでしょうか。モノの良し悪しは判断に時間がかかるとしてもモノの新しい古いは5歳児でもわかるわけですから、それだけで初物の尊さというものがわかろうものです。

特に2021年10月1日は流山おおたかの森界隈では初物が多い特異日でした。ソライエグランのOKKO CAFEのオープンやスポーツ自転車店スペシャライズド流山おおたかの森店のオープン、そして忘れてならないのが東京駅~柏の葉・流山おおたかの森線の運航開始があったわけですから。

10/1運行開始日に東京駅から乗ってみる。

そんな少しのご利益とミーハー心に火がついてご多聞に漏れず、10/1の夜東京駅発の高速バス、流山おおたかの森~柏の葉キャンパス線に乗るチャレンジをしてみました。

心の中で「ありがたいな~」と手を合わせたのは東京駅八重洲南口の高速バス乗り場。
高速バスがいっぱいあちらこちらに出発していくスポットの中、5番線に入線した「流山おおたかの森・柏の葉キャンパス方面」の勝手知ったる字面が掲示されると「ついにここまでTX沿線も発展したか」と誇らしさとともにこそばゆい感情が込み上げてきます。

車内設備は通路を跨いで2席+2席の構成が10列~程続く高速バスではオーソドックスな構成です。最後尾には個室のトイレがあり、さらにwifiも完備されていて乗車中のTwitterも捗る快適なものでした。これに缶ビールでも付けられるならばひとときの居酒屋おおたかの森号となるところですけれども時節柄、飲酒は禁止で飲食もお控え下さいとなっているので大人しく、大人らしい振る舞いをするのが紳士の務めでしょう。

道中は、東京駅至近の宝町入口から首都高都心環状線に入り、まもなく首都高6号~常磐道へ繋がるコースとなります。首都高6号線の間並行する隅田川の景色は、電車からは普段目にすることの少ない水辺の光景と東京の夜景にちょっとした旅路のエモさを感じさせるには十分なものでした。これだけでも1度はバスに乗る価値があろうものです。

実測の乗車時間について運航表との比較

ちなみに私が乗車したのは20:00東京駅発のJR高速バス運行の便で、仕事終わりに乗る便としては18:00からの便とともに帰宅に使うには現実的な時間帯となることでしょうか。

運航表によれば20:00発の後、私の降車するおおたかの森北停留所へは20:54着の予定で54分の旅路となります。

運航表 東武バスonlineより引用

交通状況にもよるものの実測がどのくらいに前後するかといった辺りもお楽しみの一つだったところ、結果は次の通りとなりました。

 

  運航表想定 実測時間 差(-早い +遅い)
東京都八重洲南口 20:00 20:00 0分
流山IC通過  ↓ 20:30  
西初石三丁目 20:45 20:37 -8分
西初石交差点 20:47 20:39 -8分
流山おおたかの森駅西口 20:49 20:43 -6分
おおたかの森北 20:54 20:47 -7分

結果としておおたかの森北までは東京駅から約34km、47分で結ばれる結果となり運航表想定の54分よりも7分早く到着することができました。

実測を計って特筆すべきは東京駅-流山IC間が実測30分で結ばれていることがわかったこと。「流山ってこんなに東京駅から近かったんだっけ?」という意外性を感じられる結果となりました。
また流山IC通過以後の経過も乗車人数が一桁と少なかった事、またバス下部のトランクルームを使用する方が居なかった事から降車がかなりスムーズに進んだため運行予定と比較して平均して約7分早い結果となりました。

個別の停留所の着時間では西初石三丁目、西初石交差点については乗車時間がそれぞれ37分、39分となり、東京駅-秋葉原(JR)、秋葉原ー流山おおたかの森(TX)、流山おおたかの森-初石(アバパー)の3線を乗るのと比較しても最短ルートとなる可能性が高い結果となりました。これには初石民歓喜の展開ですね。

定期無い民の力強い味方になるかもしれない。

またGPSでログも取った運行のルートは次の通りとなりました。

運航のログ 20:03からのものとなるため+3分が実測となります。

トイレ、WIFI付きでリクライニングも可能なグリーン席相当の室内環境に加えて乗り換えの無い直行便に1000円の運賃を払うのは存外に安い実感があります。特にコロナ禍の時代の変化もあって通勤定期を保有しないケースが増えていることもこの高速バスの選択を後押しするものとなるでしょう。

例えば週末金曜日、東京駅で家族のために美味しいお土産を手に入れつつ、快適なバスの旅で1週間の自身の疲れをねぎらうバスの旅なんていいうのも中々乙な使い方となるような気がします。

利用者が増えなければ、かつてあった東京駅-江戸川台便の廃止の二の舞ともなりかねませんから自分のため、地域のためにちょいちょい繫盛(2席使えるくらいに)してくれるといいですね。

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